東日本大震災から14年目を迎えました。報徳のご縁でつながっている福島県相馬双葉地方の自治体の皆さんとは、前の任期中に様々な形で支援や交流を続けてきていました。市長退任後も含めここ5~6年はお訪ねできていないのですが、ここ数日の様々な報道により、特に放射能汚染のひどかった大熊町や浪江町の現在の様子を知ることができました。震災以前と比べまちの様子は一変、新しいまちづくりが進められている一方で、原発立地に近いまちでは住民帰還の動きは鈍く、離散した住民の皆さんの絆は残念ながら回復に至っていないようです。昨日、相馬市の立谷市長から久しぶりにお電話を頂きました。5月に野馬追があるから、久しぶりにぜひ来てほしいとの嬉しいお誘いでした。昨年の全国報徳サミットで相馬市の副市長さん、南相馬市の市長さんなどから、現在の様子は仄聞していましたので、改めてお訪ねできると良いのですが。
先月末より、市議会では予算特別委員会が開かれています。連日の委員会審議の様子は詳細に報告を受けていますが、新年度予算には、「人の力」を育て、地域の課題解決を視野に協働の取り組みを立ち上げ、小田原の未来を拓くための、マニフェストにも明記した重要な予算項目がいくつもあります。来週は総括質疑が行われますので、丁寧に説明しご理解を得ていきたいと考えています。
9日、朝一番で小田原アリーナへ。38回目を迎えた小田原尊徳マラソンの開会式に参加しました。前日は箱根や丹沢では雪、小田原でも夜遅くまで雨でしたが、開会式の時にはすっかり晴れ上がり、気温も上がって、湿り気を帯びた春らしい空気に包まれました。10キロとハーフの2コースに近隣市町のみならず全国から2,000人を超える皆さんがエントリーされ、スタート前はとても賑やか。10キロの部のスターターを務めさせて頂き、大勢のランナーを見送りました。
