17日の強い風雨による市内各所への影響を確認したところ、久野・沼代・曽我など複数箇所での倒木が確認されましたが、いずれも周辺地域の皆さんのご協力や職員の迅速な対応により、交通等への影響や物的被害はほとんどありませんでした。
翌18日は、前羽地区で今年度のスタートを飾る健民祭が開催されました。前日の風雨で会場の様子が心配されましたが、前羽小学校の運動場はとても水はけがよく、競技に支障は無し。中学生たちが大勢ボランティアで参加するなど、多世代が参加しての賑やかな健民祭でした。

午後からは、湘南ベルマーレフットサルクラブの新体制発足式が、三の丸ホールにて開催されました。例年、シーズン開幕前にホームタウンである3市8町の関係者や支援組織であるフットサルアカデミーの皆さんらが集うのですが、今年は会場を大ホールとし、ファンやサポーター、そしてこのエリアでフットサルに取り組んでいる少年少女のチームの皆さんも参加し、大声援が飛び交う、まるで試合前のような賑やかな雰囲気。2週間後から開幕する今シーズンの目標は、何といっても悲願の初優勝。ホームタウンの首長を代表して、激励のメッセージを述べさせて頂きました。
ミナカのコンベンションホールでは、西湘日韓親善協会の創立45周年を祝う記念式典。今年は戦後80年、そして日韓国交正常化から60年という節目の年でもあり、長年受け継がれてきた日韓親善の歩みを振り返りつつ、民間レベルでの交流を深めていこうとの思いを、参加された皆さんで共有。小田原市では以前、サッカーとバドミントンでのスポーツ交流を行っており、毎年小田原と済州島の少年たちが相互に訪問、友好を深めてきました。私も2017年に済州島を訪問し、市長や観光協会、体育協会の皆さんと交流させて頂いた経緯があります。今は交流活動が休止した状態ですが、機会を捉えて友情を深めたいものです。
19日、午後から新病院の建設現場を訪ねました。来年2月の竣工、5月の開院を目指し、建設工事は順調に進んでいます。現場を担う竹中工務店、工事監理を担当した内藤建築事務所、そして病院再整備課の職員らと共に、9階建ての新病院の屋上から1階まで、隈なく視察させて頂きました。
現在は、躯体が立ち上がり、間仕切り工事が始まっているところから床の配筋を組んでいるところまで、幾つかの段階の工事が混在していますが、全体としてはスケジュール通りに進行。最終的にヘリポートができる屋上からは、市域全域がよく見渡せました。上層階にできる病室エリア、手術室が集中するエリア、救急搬送を受け入れるエリア、広く長い通路など、入ってみるととても広く、そして現病院にはない最新機能が十分に配置されるであろうことが、説明から窺えました。
何より印象的だったのは、現場で働く皆さんが気持ちよく挨拶をしてくれたこと。ここ最近は毎日300人ほどの作業員さんが現場に入っていますが、このあと設備工事などが加わってくると、最大で700人ほどの皆さんが作業にあたるそうです。これまで無事故で推移していることは、何より大切なこと。私からも、作業員の皆さんにできるだけ声をかけさせて頂きました。本日(20日)、上棟式という節目を迎えます。