天守閣は、昭和35年に市制20周年記念事業として総工費約8千万円をかけて復興された小田原市のシンボルです。江戸時代に造られた雛形や引き図(宝永年間の再建の際に作られた模型や設計図)を基に、江戸時代の姿として外観復元され、内部は歴史資料の展示施設となっています。
復興に当たっては、「瓦一枚運動」が展開され、多くの市民からの寄付が寄せられました。天守閣は、3重4階の天守櫓に付櫓・渡櫓を付した複合式天守閣で、地上38.7メートル、鉄筋コンクリート造、延床面積1822平方メートルとなっています。
なお、小田原市では平成18年に天守閣の高さを基準とした高度規制を行い、天守閣の高さを超える建物の建築を制限し、長い時間をかけて育まれてきた歴史景観を次代に受け継いでいくこととしています。
郵便番号 | 250-0014 |
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住所 | 神奈川県小田原市城内6-1 |
TEL | 0465-22-3818 |
開館時間 | 9時00分~17時00分(最終入館は16時30分) |
正規登城ルート