最終更新日:2012年03月12日
小田原城本丸には常盤木門、鉄門の2つの城門がありました。このうち常盤木門は本丸の正門にあたり、重要な防御拠点であったために、他の門と比べても大きく、堅固に造られていました。多聞櫓と渡櫓門を配し、多聞櫓は武器等の貯蔵庫として用いられていました。
門の傍らに立つ松(常盤木)にちなんで、小田原城の永久不変の繁栄を願って、常盤木門という名がつけられたと伝えられています。
本丸の正面に位置し、小田原城の城門の中でも、最も大きく堅固に造られていました。
古絵図などの記録から、江戸時代初期から設けられていたことが分かります。元禄16年(1703)の大地震で崩壊した後、宝永3年(1706)に、多門櫓と渡り櫓から構成される桝形門形式で再建されたものが、明治3年(1870)の小田原城廃城まで姿をとどめていたといわれています。
現在の常盤木門は、市制30周年事業として、明治時代初期に撮影された写真などを参考に復興したもので、昭和46年(1971)3月に完成しました。
常盤木とは常緑樹の意で、門の傍らには往時から松が植えられており、また、松の木が常に緑色をたたえて何十年も生長することになぞらえ、小田原城が永久不変に繁栄することを願って、常盤木門と名付けられたといわれています。
2階展示室は、「常盤木門SAMURAI館」となっています。武士の心である日本刀や甲冑の展示をはじめ、シアターでは「花伐つ鎧」と題したプロジェクションマッピングを上映しています。
入館料
一般200円
小・中学生60円
(天守閣とのセット券あり。一般610円 小・中学生220円)
(天守閣、NINJA館(歴史見聞館)とのセット券あり。一般800円 小・中学生300円)
※30名以上の団体は割引あり
住所 | 神奈川県小田原市城内6 |
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TEL | 0465-22-3818 |
休み | 年末年始 |
開館時間 | 9時00分~17時00分(最終入館は16時30分) |
電話番号:0465-33-1521