小田原十郎梅のブランド化に取り組んでいます

(1)取組の背景

白梅咲き誇る曽我梅林

白梅咲き誇る曽我梅林

小田原市の梅は、関東3大梅林にも数えられる「曽我梅林」を中心に栽培され、神奈川県下で最も多い生産量を誇っています。なかでも十郎梅は、小田原で育種・命名された小田原オリジナル品種で、果肉が厚くやわらかいことから、梅干用品種の最秀品とされています。

 

十郎梅は、皮が破れやすく収穫や加工に手間がかかりますが、現況ではそれが価格に反映されていないため、扱いやすい他品種への転換の動きが見られるなど、農家の生産意欲が低下してきています。

 

そこで、「小田原十郎梅」のブランド化を進めていくため、平成20年6月に、十郎梅の生産者や食品産業、流通等に関連する団体が連携した、「小田原・十郎梅ブランド向上協議会」を設立し、関係者が一丸となった取組みを行うための体制ができました。 
平成30年4月には、当該協議会と、今まで小田原梅の品評会を開催して生産技術の向上に努めてきた「小田原梅品評会運営委員会」とを合併し、「小田原梅ブランド向上協議会」が誕生しました。

(2)取組の実績

小田原十郎梅の収穫風景

小田原十郎梅の収穫風景

FOODEX JAPANへの出展(H29)

シェフが作る十郎梅新作メニュー試食会の開催

梅に関係する、共同研究の実施

(3)取組の概要

小田原十郎梅の漬け込み

小田原十郎梅の漬け込み

協議会では、十郎梅の魅力を創出し、その特性・個性を世間に広めることで、十郎梅の認知度を高め、ブランド化を図っていきます。

 

そのための事業の一つとして、プレミアム商品の開発をいたしました。十郎梅ブランド全体を牽引できるような象徴的な商品、小田原・十郎梅プレミアム「雲上」は、現在の十郎梅の良さ(無添加、伝統的な漬け方)を踏襲し、健康食品として、保存食品として、梅干本来が持っているものを本物志向、健康志向の方々に伝えて行きたいと考えています。

この情報に関するお問い合わせ先

経済部:農政課 農林業振興係

電話番号:0465-33-1494

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