石造物調査会調査報告(2018年1月13日版)

平成29年7月15日(土)から公募の市民ボランティアと市内にある石造物調査を始めました。
ここでは、平成30年1月13日(土)に久野の道祖神祭りをボランティアの皆さんと見学しましたのでご紹介します。
 
久野の人型道祖神

久野の人型道祖神

久野中宿には、人形(ひとがた)のような形をした道祖神があります。
夏越しの祓などの際に、紙で作った人形を体の悪いところにつけて厄を払う行事が行われています。
この人形に似ていることは、道祖神とは何かを考える貴重な資料と言えます。
久野のどんど焼き

久野のどんど焼き

久野水神公園や中宿公民館裏などではどんど焼きをしていました。
どんど焼きは、正月飾りなどを燃やします。
この火で焼いた団子を食べると、一年間健康でいられるとされています。
この行事は、道祖神の祭りの一部です。道祖神が歳(年)の神としての側面をもっていることがわかります。
どんど焼きは石の道祖神がみられる、関東甲信越を中心にみられる行事です。
その他の地域でも、火祭りを行う場合がありますが、道祖神の祭りと認識されていないようです。
山車曳き

山車曳き

久野中宿公民館から山車を曳きだしています。
山車の中では、子どもたちがお囃子を演奏しています。
山車を飾る提灯は、新たに生まれた子どもの名前を書いて奉納します。
道祖神祭りで山車を曳く行事は、神奈川県内では小田原から山北で行われています。

この情報に関するお問い合わせ先

文化部:生涯学習課 郷土文化館係

電話番号:0465-23-1377

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