ボランティアによる石造物調査 ー市内の石造物の全容把握へ第一歩ー

小田原市内最古の記銘年・寛文10年(1670)が残る高田の道祖神

小田原市内最古の記銘年・寛文10年(1670)が残る高田の道祖神

郷土文化館では小田原市内にある石造物(石で造られた道祖神や地蔵尊など)を、公募した市民と調査します。この調査から、小田原市域の地域性やかつての信仰、忘れられた地域の歴史がわかるかもしれません。
小田原市では、市民ボランティアによる石造物調査は初となります。名称を「小田原の石造物を調べる会」として、毎月第1火曜日、第3土曜日(変更あり)に活動しています。
調査の成果を順次ホームページに掲載予定です。
今後の活躍にご期待ください!

※ 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、令和3年度中は活動を休止しています。

石造物とは

寺社や道端には、石で造られた道祖神や地蔵尊などの石仏や石碑などがあります。これらを石造物と呼んでいます。
その中でも信仰を表したものを「石仏」と呼び、各地で調査が行われています。
小田原市では、道祖神については、昭和51年と昭和60年に調査され「小田原市文化財調査報告書第18集 小田原の道祖神」を刊行、その他の石仏は昭和58、59年に調査が行われ「小田原市文化財調査報告書 第20集 小田原の野佛たちー民衆の祈りと姿ー」としてまとめられています。
その他にも一般のかたが調査してまとめており、未確認の石仏が多くあることがわかっています。
小田原市には石仏以外にも、記念碑や句碑などの地域の歴史や文化について記した石造物も多くあることから、これらも含めて調査します。

調査の仕方

路傍や神社仏閣にある石造物の種類や数を確認し、調査票に種類、場所、石材、大きさや刻まれた文字(銘文)を記録していきます。

会報をご覧いただけます。

「小田原の石造物を調べる会」では会報を発行しています。調査の成果である石造物のリストや会員の声を掲載していますので、ご覧下さい。

石造物調査会の情報

調査会会員の活動

石造物調査会の参加者が、小田原の道祖神のマップを作成してくださいました。
小田原市内にある200を超える道祖神の位置をグーグルマップに落とし込んいます。

道祖神巡りなどされる際に、とても役立ちます。
ご興味のあるかたは、マップを参考にして道祖神を探してみてはいかがでしょうか。

調査会に参加を希望するかた

毎月第1火曜日10時00分から15時00分、第3土曜日10時00分から15時00分(変更あり)に活動を行っています。
参加を希望されるかたは、小田原市郷土文化館まで電話もしくは直接ご来館ください。

※ 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、令和3年度中は活動を休止しています。

現在の調査地域と調査日時予定

調査地域 久野地区・中宿など
調査日予定
(令和3年度)
当分の間休止
(新型コロナウィルス感染症感染拡大防止のため)
時間 火曜日は10時00分から15時00分
土曜日は10時00分から15時00分
(午前のみ、午後のみの参加可)

郷土文化館

主な施設内容:会議室・展示室


住所 神奈川県小田原市城内7-8
TEL 0465-23-1377
休み 年末年始(12月28日~1月1日)
開館時間 午前9時00分~午後5時00分(入館は午後4時30分まで)
子育て支援情報 おむつ替えできます:
女性用トイレにベビーシートがあります
安心してトイレが使えます:
トイレにベビーキープがあります
関連リンク [小田原市公式ホームページへ]

アクセスマップ

>> 大きい地図を表示(新しいウインドウで開きます)
 からの 

この情報に関するお問い合わせ先

文化部:生涯学習課 郷土文化館係

電話番号:0465-23-1377

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