石造物調査会調査報告(2020年9月19日版)

平成29年度から公募による市民ボランティアとともに市内にある石造物調査を始めました。
ここでは、令和2年度第1回目の9月19日(土)に調査した場所と確認した石造物の一部をご紹介します。
 
調査の様子

調査の様子

今回は小田原市久野宮本にお邪魔しました。
荻窪との字境で神山(こうやま)神社の参道でもある道にたたずんでいる馬頭観音と庚申塔です。
馬頭観音は天明3年(1783)、庚申塔は正徳4年(1714)と江戸時代中期の石造物でした。
刻文が読めず、下から覗き込むように見たら読めないかと試行錯誤しています。

女性達が建立した地蔵菩薩

女性達が建立した地蔵菩薩

宮本にある来光寺(川端薬師堂)境内には延宝7年(1679)に女性23人によって建てられた地蔵菩薩がありました。当時この地域に、女性による地蔵念仏の講中が組織されていたのだと考えられます。
『身近にある小田原の史跡[川西版]』(小田原市教育委員会、平成20年発行)に紹介されていますが、墓地に紛れており発見に時間がかかりました。

赤松代宝塔

赤松代宝塔

道の行き止まりで発見!
江戸時代初期の墓石に見えますが、文字を読んでみると・・・
元禄5年(1692)に建立された「赤松代宝塔」・・・「観音」とあります。
文字の宝塔とは、あまり見かけない石仏です。
またこれまで刊行された小田原市内の石仏関係調査報告書には記録がありませんでした。新発見でしょうか!?


調査地と確認した石造物

  1. 久野宮本:宝塔碑、馬頭観音、庚申塔、地蔵菩薩像

最終更新日:2020年10月06日



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電話番号:0465-23-1377


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