収蔵資料展 『戦国国衆の鞍替え-今川・徳川・武田文書から-』
戦国時代の弓胎弓の特別公開
【好評につき6月25日まで会期延長!】

◆収蔵資料展 『戦国国衆の鞍替え-今川・徳川・武田文書から-』

戦国時代、広大な領地を支配した戦国大名に従属しながら、自立的にそれぞれの領域を支配した「国衆」。
彼らは戦国大名から領土を安堵される(認めてもらう)代わりに、軍事力を提供することで、主従関係を保っていました。

しかし、ひとたび自国の領地が守られなくなるような事態を前にすると、国衆はあっさりとほかの戦国大名に鞍替えします。自分の領地や一族を守り抜く方が大切だからです。

今回の展示では、戦国時代の遠江を本拠に活躍した国衆・渡辺氏が、戦国大名を鞍替えすることで生き抜いていく様子を、文書をとおして紹介します。
戦国時代を代表する今川氏・徳川氏・武田氏の文書をぜひご覧ください。

◆【特別公開】小田原城三の丸幸田口跡出土 弓胎弓(ひごゆみ)

小田原城三の丸幸田口跡の発掘調査で出土した戦国時代の弓胎弓(ひごゆみ)を特別公開します。

竹ひご数本を竹の側木で挟み、さらにそれを内竹と外竹で挟んだ構造の弓を「弓胎弓」と言います。
弓胎弓は、江戸時代になって登場すると考えられていましたが、戦国時代に埋没した堀から本資料が出土したことで、初見を改める重要な発見となりました。

竹の質感や竹を組み合わせるために巻かれた糸、上から塗られた黒漆など、戦国時代に使われていた弓を間近でご覧ください。

ちなみに・・・
この弓は、実は大河ドラマ「どうする家康」で岡田准一さんが演じている織田信長が、ドラマの中で使用している弓のモデルになった弓なんです!
会 期
令和5年4月29日(土)~6月25日(日)
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会 場
小田原市郷土文化館 歴史資料室
観覧料
無料

関連情報

今回の展示に関する詳しい内容を、郷土文化館研究報告で読むことができます。
あわせてご覧ください。
 ◇戦国国衆の鞍替えについて    ・・・ 郷土文化館研究報告 No.55
 ◇幸田口跡出土の弓胎弓について ・・・ 郷土文化館研究報告 No.59
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郷土文化館

主な施設内容:会議室・展示室


住所 神奈川県小田原市城内7-8
TEL 0465-23-1377
休み 年末年始(12月28日~1月1日)
開館時間 午前9時00分~午後5時00分(入館は午後4時30分まで)
子育て支援情報 おむつ替えできます:
女性用トイレにベビーシートがあります
安心してトイレが使えます:
トイレにベビーキープがあります
関連リンク [小田原市公式ホームページへ]

アクセスマップ

>> 大きい地図を表示(新しいウインドウで開きます)
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この情報に関するお問い合わせ先

文化部:生涯学習課 郷土文化館係

電話番号:0465-23-1377

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