18日は、朝から夜まで分刻みのスケジュールとなりました。
朝一番で、この間交流を育んでいる東京都品川区の森澤区長、長野県飯田市の佐藤市長と、私との3者で、今後の更なる相互交流に向けたオンライン会議。地域性が異なる3つの都市が互いに補い合うことにより、持続可能な地域運営、分かち合いの社会づくり、市民や地域の力を高めていく取り組みを目指すこととなりました。これからの展開が楽しみです。
品川区長・飯田市長とのオンライン意見交換
乳がんに関する啓発を行う「ピンクリボン運動」の一環として、11月29日に行われる「2025ピンクリボンフェスティバル」のご案内を、主催団体である「ピンクリボンぷらすODAWARA」の皆さんがお届け下さいました。乳がん検診のご案内、かかりつけ医を持つことに関するトーク、乳がん経験のお話などが、楽しいライブなどを挟みながら行われます。会場はHaRuNe、私も参加します。
下曽我で梅の栽培や商品化などに取り組む皆さんからは、「曽我の未来をつくろう協議会(仮称)」設立のご報告を頂きました。日本各地で地域創造プロジェクトや観光地域作り、農業地域作りなどに関わってこられ、現在は下曽我で梅の栽培や商品化を手がけている合同会社10decades代表の平澤勉さんを中心に、そがやまみらいプラン代表の本多さん、板橋で「薬膳喫茶KURA」を経営する飯山淳二さんなど、複数のメンバーでの立ち上げ。数年後には危機的な状況に陥る可能性の高い、小田原が誇る「梅」を存続させ次代へと継承すべく、多角的な取り組みが始まろうとしています。市としても全面的に協力していきます。
午後からは、三の丸ホールにて小田原市老人クラブ連合会の創立60周年を祝う記念の大会に出席。全国的に老人クラブへの入会者が減少し、単位クラブ数も減る中、元気な高齢者の存在は、多世代交流、環境美化、日常的な見守り、顔の見える関係など、地域社会にとってとても大切なものです。引き続き、プロダクティブ・エイジングを目指し元気に活動して頂きたいと祝辞を述べました。
小田原地区精神保健福祉会「梅の会」の皆さんからは、「精神障害者の保健医療・福祉施策の改善充実」に関する要望書を頂きました。知的障がい、身体障がいとくらべ、精神障がいの分野では当事者やそのご家族に対する各種制度的な支援が行き届いておらず、かねてより要望が重ねられてきました。市としても、障がい福祉の分野の更なる支援充実に向け、皆さんからのご要望をしっかりと伺いました。
地域で学習塾を展開されるエコール学院さん、小田原名産の梅を用いた「梅わいん」を販売される小田原酒販協同組合さんからは、それぞれご寄付を頂戴いたしました。前者は若者向けの奨学基金へ積み立て、後者は小田原産木材を用いたベンチと車止めの杭を上曽我農村公園に設置。大切に使わせて頂きます。