12日から18日までの5日間にわたり23名の市議会議員から行われる一般質問への答弁調整が、9日より始まりました。この日は午後から庁議室にカンヅメとなり、夕刻まで各所管とやりとり。調整は今日・明日も終日続きます。
9日の午前中、JCOMの新年番組で放映する新春インタビューの動画収録が行われたほか、二組のご来訪を頂きました。
まず、消防職員としての積年のご功績により第45回危険業務従事者叙勲を受けられた、元市消防司令長のお二人が受章の報告に来て下さりました。瑞宝双光章を受章された山本光一さんと、瑞宝単光章を受章された栗田豊さんです。お二人とも、最初は足柄上消防組合の消防士として着任。その後、組織は南足柄市消防本部との統合により足柄消防組合に、さらに平成25年には2市5町を管轄する広域消防である小田原市消防本部へと、2回の大きな組織統合を経てこられました。印象深い活動経験は、丹沢湖上流の玄倉川で発生した河川増水による18名の遭難への対応、更には阪神淡路大震災や東日本大震災。いずれも記憶として強く刻まれ、その後の活動に生きているとのことでした。豊富なご経験をもつお二人、今後も地域消防の育成などにお力添えを頂きたいとお願い致しました。
叙勲を受けられた山本光一さん、栗田豊さんと
もう一組は、伊豆湘南道路の応援ソングを作ってくれた若者たちの音楽グループ「SWAG PARK」の皆さん。今年2月に国土交通大臣に要望活動を行ったことを記した「市長の日記」を読み、この道路構想の必要性を感じ、メンバーと相談して応援楽曲を提供しようと考えたとのこと。私たち行政側としては考えもしなかった応援であり、本当に嬉しいことでした。
HIPHOPを得意ジャンルとする皆さんにより、湘南から伊豆への道を繋いで進むとのイメージから「えっさほっさ」と題した曲が作られ、小田原周辺や伊豆方面に向けての景色を背景に4名の皆さんが躍動しながら歌うミュージックビデオも制作され、私も初めて拝見。テンポ良い歌詞とリズムの中に、この沿線地域の様々な魅力が織り込まれており、実に楽しく、また郷土愛が感じられる作品となっていました。
このご貢献に対し、私からメンバーの美羽さん、桃汰さん、WATARUさん、boogie popさんに、それぞれ感謝状を贈呈。今後の計画進展を応援して頂くよう、お願いしました。この日はご都合により欠席された、作曲担当のSATOSHIさん、ミュージックビデオ制作のSCAR FILMさん、スタッフベストや幟旗のデザインを提供頂いた三谷小雪さんにも、感謝状を贈らせて頂きます。
美羽さんからは、「この道路が、沿道の自然環境と調和するような、新しいカタチの道づくりになることを信じている」との大切なメッセージを頂きました。まだまだ歳月がかかる事業ですが、心して取り組んでいきたいと思います。
(市議会対応のため、18日まで日記更新を休みます。)