市長の日記

市長の日記

2025年11月19日(水)

移動スーパー出発式、『梅』の未来へ ほか

 18日は、朝から夜まで分刻みのスケジュールとなりました。
 朝一番で、この間交流を育んでいる東京都品川区の森澤区長、長野県飯田市の佐藤市長と、私との3者で、今後の更なる相互交流に向けたオンライン会議。地域性が異なる3つの都市が互いに補い合うことにより、持続可能な地域運営、分かち合いの社会づくり、市民や地域の力を高めていく取り組みを目指すこととなりました。これからの展開が楽しみです。
品川区長・飯田市長とのオンライン意見交換品川区長・飯田市長とのオンライン意見交換
 市域の中で小売店舗の閉店や公共交通の減便・廃止などにより、日常の買い物が不便なエリアが広がっている中、マックスバリュ東海(株)・小田原市社会福祉協議会・小田原市の連携により、移動スーパーの市内巡回がスタートしました。3者で「ケアタウン推進協定」を締結、その協定に基づき移動販売車の運行によって地域住民の暮らしを支えるものです。毎週月曜から金曜まで、川西地区を中心に市内70カ所にて移動スーパーが停車、生鮮食品・惣菜・日用品など約500品目のお買い物が可能となります。かねてより身近な小売店舗の開設を求める地域住民の声はとても強く、今回の移動スーパーはそれに応える、たいへん有り難い取り組みです。巡回箇所の情報などは、こちらでご覧になれます。
商品を満載した移動スーパーの車両前にて商品を満載した移動スーパーの車両前にて
 乳がんに関する啓発を行う「ピンクリボン運動」の一環として、11月29日に行われる「2025ピンクリボンフェスティバル」のご案内を、主催団体である「ピンクリボンぷらすODAWARA」の皆さんがお届け下さいました。乳がん検診のご案内、かかりつけ医を持つことに関するトーク、乳がん経験のお話などが、楽しいライブなどを挟みながら行われます。会場はHaRuNe、私も参加します。
ピンクリボンぷらすODAWARAの皆さんからのご案内ピンクリボンぷらすODAWARAの皆さんからのご案内
 下曽我で梅の栽培や商品化などに取り組む皆さんからは、「曽我の未来をつくろう協議会(仮称)」設立のご報告を頂きました。日本各地で地域創造プロジェクトや観光地域作り、農業地域作りなどに関わってこられ、現在は下曽我で梅の栽培や商品化を手がけている合同会社10decades代表の平澤勉さんを中心に、そがやまみらいプラン代表の本多さん、板橋で「薬膳喫茶KURA」を経営する飯山淳二さんなど、複数のメンバーでの立ち上げ。数年後には危機的な状況に陥る可能性の高い、小田原が誇る「梅」を存続させ次代へと継承すべく、多角的な取り組みが始まろうとしています。市としても全面的に協力していきます。
「梅」の未来に向け、協議会の皆さんと意見交換「梅」の未来に向け、協議会の皆さんと意見交換
 午後からは、三の丸ホールにて小田原市老人クラブ連合会の創立60周年を祝う記念の大会に出席。全国的に老人クラブへの入会者が減少し、単位クラブ数も減る中、元気な高齢者の存在は、多世代交流、環境美化、日常的な見守り、顔の見える関係など、地域社会にとってとても大切なものです。引き続き、プロダクティブ・エイジングを目指し元気に活動して頂きたいと祝辞を述べました。 
市老人クラブ創立60周年記念大会にて祝辞市老人クラブ創立60周年記念大会にて祝辞
 小田原地区精神保健福祉会「梅の会」の皆さんからは、「精神障害者の保健医療・福祉施策の改善充実」に関する要望書を頂きました。知的障がい、身体障がいとくらべ、精神障がいの分野では当事者やそのご家族に対する各種制度的な支援が行き届いておらず、かねてより要望が重ねられてきました。市としても、障がい福祉の分野の更なる支援充実に向け、皆さんからのご要望をしっかりと伺いました。
小田原地区精神保健福祉会「梅の会」の皆さんと小田原地区精神保健福祉会「梅の会」の皆さんと
 地域で学習塾を展開されるエコール学院さん、小田原名産の梅を用いた「梅わいん」を販売される小田原酒販協同組合さんからは、それぞれご寄付を頂戴いたしました。前者は若者向けの奨学基金へ積み立て、後者は小田原産木材を用いたベンチと車止めの杭を上曽我農村公園に設置。大切に使わせて頂きます。
エコール学院の皆さんからご寄付を受領エコール学院の皆さんからご寄付を受領
小田原酒販協同組合の皆さんからご寄付を受領小田原酒販協同組合の皆さんからご寄付を受領

2025/11/19 13:41 | 未分類

 

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