市長の日記

市長の日記

2026年10月19日(月)

寄居バイオガスプラント視察、姉妹都市交流事業

 15日、庁内でのミーティングを済ませた後、埼玉県寄居町へ。オリックス資源循環(株)が運営する廃棄物処理施設を見学させて頂きました。埼玉県が整備した「彩の国資源循環工場」の一画に位置しており、複数企業の再資源化施設の中の一つとして稼働しています。
 この施設は、国内で2例目の乾式メタン発酵施設で、5年前から稼働。生ごみのほか、紙ごみや剪定枝類なども含め、微生物の力で分解、発酵させる装置で、発生したバイオガスを発電に利用しています。ポリのごみ袋などに入った状態の一般ごみを袋ごと破砕し、目の粗い篩(ふるい)などを通して、メタン発酵が可能なごみだけを選別。細かく砕かれた状態で縦型のメタン発酵槽に投入され、微生物の働きで55℃まで熱を発し半月余りをかけて発酵、メタンガスを発生しつつ分解が進むという流れ。発酵後の残渣は燃料としての活用が想定されています。焼却というプロセスを経ないのでCO2の発生はありません。篩の過程で残ったプラなどのごみは集められ、近隣で運営されている溶融リサイクル施設で処理されます。
 可燃ごみの中で、水分が多く3割ほどの重量を占める生ごみの処理は、収集段階で分別し堆肥化したり、下水汚泥と混淆・発酵させて液肥にしたりと、何通りかの処理・活用、循環の取り組みが各地で行われていますが、今回視察した「乾式メタン発酵」も新たな技術として注目されています。小田原市が今後進めるごみ処理の計画においても、研究すべき技術であると考えます。
オリックス資源循環(株)の乾式メタン発酵施設を訪問オリックス資源循環(株)の乾式メタン発酵施設を訪問

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2026/10/19 13:14 | 未分類

2026年10月15日(木)

テリトーリオ、富野ワールド模型展 ほか

 13日、複数のご来訪などがありました。
 UDCOD(アーバンデザインセンター小田原)のディレクターでもある東海大学准教授の稲益祐太さんが、この日市役所にて職員向けに「都市デザイン講演会」を行われるにあたり、市長室をお訪ね下さいました。稲益さんのご専門はイタリア都市史で、世界的に有名なアマルフィあたりの都市の形成に精通されています。その視点は「テリトーリオ」というキーワードに象徴されており、社会圏・経済圏・居住圏の積層が歴史的に形成されたものとして、都市を捉えるアプローチ。アマルフィは、海から立ち上がる急傾斜地の斜面に沿って、海岸線~漁村~レモン畑~葡萄畑~森と連なり、その中に居住地や宗教施設、都市交易空間が発達してきた歴史があります。翻って、「東洋のリビエラ」「日本のアマルフィ」とも呼ばれる片浦地域にも、同じような地形構造や産業分布があります。「テリトーリオ」の視点に立って、小田原の各所がもつポテンシャルを発揮出来ないだろうか・・・そんな意見交換を稲益さんとさせて頂きました。今後、研究を深めてみたいと考えています。

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2026/10/15 15:17 | 未分類

2026年10月14日(水)

港の夜市、環境再生、稲刈り ほか

 3連休の後半も、諸行事への参加が続きました。
 11日は下曽我地区と酒匂・小八幡地区での健民祭からスタート。いずれも地区対抗形式ではなくなったものの、多くの参加者で盛り上がっていました。酒匂小八幡の健民祭では、地元の中学生らと一緒にパン食い競争に参加し、楽しませて頂きました。

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2026/10/14 17:00 | 未分類

2026年10月13日(火)

HINEMOS、木・技・匠の祭典

 10月に入り、天候が安定しています。東海上には台風29号がいて、昨夜は高潮のため西湘バイパス下り線が一時通行止めになりましたが、台風の影響はほとんど感じられず、3連休は汗ばむくらいの陽気で諸行事は大盛況でした。

 9日、午前中は市長・両副市長・教育長で、「新しい学校づくり」の市としての基本計画策定に向け、主な論点についてじっくりと意見交換を行いました。小中一貫教育の考え方、小学校と中学校を12箇所に再編していくという案、着手の優先順位、登下校へのサポート、運動場や体育館のあり方、小規模特認校、支援教育のあり方、等々。現在、教育委員会にて市内各所に出向いての説明会を相当細かく展開しており、そうしたところで伺っている様々な意見や懸念点もしっかり念頭に置きながら、基本計画に落とし込んでいく予定です。
 午後、ふるさと納税の取り組み強化に向けて進めている、市内の企業訪問の一環で、株式会社RiceWineさんを訪問。取締役COOの渡辺さんと、CTOで杜氏の湯浅さんらと意見交換をさせて頂きました。かつて小田原市内には複数の酒蔵がありましたが、相田酒造さんが倒産してから酒蔵のない時期が続いていました。RiceWineさんは5年ほど前から酒造りを開始。ご実家が酒蔵で、大井町の井上酒造にて杜氏として活躍していた湯浅さんの酒造りの技を活かし、HINEMOS(ひねもす)というブランド名で商品を展開。1日を12の時間帯に分け、それぞれの時間帯で飲むことをイメージした12の銘柄のラインナップで、国内主要都市はもとよりアジアを皮切りに世界への展開も視野に入れておられます。小田原では、ラスカの3階(アークロードに面した区画)にて販売中。小田原発の日本酒として、今後の事業展開が大いに楽しみです。

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2026/10/13 14:19 | 未分類

2026年10月09日(金)

決算不認定、全史協函館大会

 7日、9月定例会最終日において、令和7年度決算認定案について採決が行われ、埋蔵文化財発掘調査にまつわる不適切な会計処理の問題が未解明・未解決であることから、一般会計の決算は不認定となりました。
 史跡指定地や埋蔵文化財包蔵地が広範囲に存在する小田原の市街地においては、史跡小田原城跡の関係のみならず、民間の住宅建設や開発においても埋蔵文化財の発掘調査が常に行われており、事業の性格上、調査開始前に見込んだ工程や規模で済まないことも少なからずあり、工期内・予算内に収まらないケースは発生しうるものです。しかし、であるからといって予算の不足分を未払いとし次年度に支払い分を上乗せするという手法は不適切であると言わざるを得ず、議会での指摘はもっともであります。本来であれば、不足が見込まれる事態となった場合には、その段階で年度内の執行を止めて次年度に送るか、緊急を要する場合は補正予算を組んで当該年度内に執行すべきであり、その手続きを怠ってきたこと、それを数年にわたり組織として容認してきたことが問題です。救いは、今回の問題が外部からの指摘ではなく、文化財課の職員から「これは問題ではないか」との声として明らかになったこと。一連の組織風土改革の流れの中、いわば自浄作用の発現でもあり、その点を前向きに受け止めています。
 いずれにせよ、不適切な会計処理が行われてきた実態を克明に調査し、全容を明らかにすると共に、未払い状態の解決と今後の発掘調査業務執行の適正化を確実に進めます。

 本会議閉会後、直ちに函館へ。小田原市も理事市として加盟する全国史跡整備市町村協議会(略称:全史協)の大会に参加しました。史跡を保有し、その保存と活用を通じて歴史まちづくりに取り組む全国640ほどの自治体が加盟する協議会で、文化財関係の予算獲得に向けた活動や、各地の歴史まちづくり活動に関する情報共有や交流に取り組んでおり、この手の協議会としてはかなりの大所帯。小田原市は小澤市長時代に会長市を務め、私の前の任期中には小田原で全国大会を開催した経緯もあり、全史協の活動を通じて、協議会の役員市町村や文化庁とは深い絆を育んできました。この日の日中に行われた役員会や総会には間に合いませんでしたが、夕刻からの情報交換会に合流、全国各地の首長や文化財関係者の皆さんと近況などを分かち合いました。
 今回は、国から多額の補助を頂いて進めている埋蔵文化財発掘調査にまつわる不適切な会計処理が明るみに出たタイミングでもあり、情報交換会にご出席されていた文化庁文化資源政策・記念物課長の三輪さんをはじめ、小田原がお世話になっている各調査官の皆さん全員に、直ちにご挨拶とお詫びをさせて頂きました。文化庁の皆さんとは、事案の適正化に向け、随時情報共有をさせて頂きつつ、必要なご指導をお願いしていきます。

 8日はエクスカーションに参加。明治の開拓以前のアイヌ文化の時代の様々な史跡や、松前藩時代の館跡、函館を含む渡島半島全域で松前藩・旧幕府軍・新政府軍らにより繰り広げられた所謂「箱館戦争」にまつわる各史跡などを訪ねて、函館市⇒北斗市⇒厚沢部町⇒江差町⇒松前町⇒函館市と、渡島半島南西部をぐるりと廻る形で各所を視察。北斗市郷土資料館、松前藩戸切地(へきりち)陣屋跡、松前氏城跡館城(たてじょう)跡、建物修景が進む江差町の街並み、松前氏城跡福山城跡および松前城資料館を、いずれも各市町の学芸員の皆さんによる詳細な解説、町長による歓迎などで、学びの深い視察となりました。日本海に面し、冬は北西の強い季節風に晒され雪に閉ざされる町々で、文化財整備や歴史まちづくりがしっかりと進められ、郷土の皆さんの誇りとなっていることが伝わってきました。

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2026/10/09 16:00 | 未分類

 

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