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2017年04月11日(火)

小田原の街でこんな美術展 【第76回水彩連盟展】

■ことしも小田原・南足柄から3人が入選
ことしの水彩連盟展も小田原・南足柄から3人が入選(一般)した。守田さんの「賛」、上出さんの「たたずみ」、筆者(佐久間)の「バルカンの街角でII」だ。3人とも第二金土デッサン会の会員だ。守田さんは、幼い女の子をモチーフにした幻想的な作品を描く。明るい太陽から放たれる同心円を浴びるように佇む少女。手には丸い無垢の「心」を抱えている。上出さんの作品は、若い女性が湖畔に立つ。黄色の上着と紫シャツそれに青いジーンズが印象的だ。筆者は、かつて仕事で滞在したバルカン山脈とドナウ河の国ブルガリアの街角で見かけた光景を想い出して描いた。(写真は「賛」)

■人物を描くことは自分を描くこと

3人とも人物を描くことを追求している。よく言われる「人物はむずかしい、けれど風景はどう描いたって怒らない」と。もちろん人物を描くときでもそのままは描かない。思うようにデフォルメをする。怒るか怒らないというのは、作家の自分の作品に対する気持ちだ。モデルとなる「人」の心は容易に見えないが、表情や仕草にその片々が見える。かと言って見える(と思う)ものだけをキャンバスにのせても、「人」を描いたことにならないだろう。人物を描くということは自分自身を描いていることか。旅はまだまだ続く。(写真は「たたずみ」)

■けやきでデッサン会

第二金土デッサン会は、小田原の美術界を代表する画家井上三鋼らによって創立されてから数十年が経つ歴史ある会。いまも50人ほどの会員がいる。デッサン会は、月に2回生涯学習センターけやきで開催され、人物デッサンやクロッキーに毎回15人ほどが集う。油絵や水彩やパステルなど思い思いの画材で描いている。個人では頼めないプロのモデルさんを描けるとあって、小田原市内や近郊はもちろん遠くから通う会員もいる。会の概要は、小田原市発行の「自分時間手帖」で。(写真は「バルカンの街角でII」 ゆきぐま記)

■第76回水彩連盟展
会期 2017年4月5日(水)~17日(月) ※4月11日(火)休館
会場 国立新美術館(東京・六本木)
主催 水彩連盟 電話03-6661-4451(会期中電話03-6812-9921)

2017/04/11 14:59 | 美術


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