野鳥のヒナを見守ってください
春から夏にかけては野鳥の繁殖シーズンです。この時期は親鳥が巣にいる雛や卵を守ろうとするため、巣のある付近を通る人の頭上に飛来して威嚇したり、ときには、足で頭をたたいたりする可能性があります。
また、野鳥のヒナを見かけることがあると思いますが、次のことに注意して見守ってあげてください。
ヒナを拾わないでください
巣立ったヒナ(巣立ちビナ)はすぐに自立できるわけではありません。
しばらくの間、親鳥から生きていくうえで必要なこと(飛ぶ練習・餌の取り方・コミュニケーション等)を学んでいます。
地面に飛べないヒナが落ちていた場合でも、拾わないでそのままにしてください。
巣立ちビナは親鳥のように上手に飛ぶことができず、地面に降りて休憩することがあります。
ヒナが単独でバタバタしていても、上空から親鳥が見守ってくれています。
ケガをしているのではなく、巣立ちの訓練をしていますので拾ったり、保護する必要はありません。
人間が近くにいると親鳥が警戒して、ヒナの手伝いができなくなってしまいます。
また、迷子やケガと間違えて保護することは、誤認保護といいます。
誤認保護により親鳥から引き離してしまうと、生きていく中で必要なことを学べなくなってしまいます。
鳴いたり、動いたりして元気なようであればそのままにしてあげてください。
道路付近など、危険がある場所にヒナがいる場合
親鳥は、ヒナの鳴き声が聞こえる場所であれば探すことができます。
道路付近にヒナが落ちていて危険な場合は、近くの木の枝や、物陰など安全そうな場所に移動してあげてください。
人が見守っていると親鳥はヒナに近づくことができないので、近くに親鳥の姿が見えなくても、その場から離れてあげましょう。
道路付近にヒナが落ちていて危険な場合は、近くの木の枝や、物陰など安全そうな場所に移動してあげてください。
人が見守っていると親鳥はヒナに近づくことができないので、近くに親鳥の姿が見えなくても、その場から離れてあげましょう。
ケガをしている鳥類を見かけた場合は
ケガや病気の野生動物を見つけた場合、県の保護施設に持ち込んで下されば、保護・収容が可能です。
また、一部の民間動物病院でも一時治療を行います。
詳しくは県のホームページ(下記のリンク)を確認してください。
また、一部の民間動物病院でも一時治療を行います。
詳しくは県のホームページ(下記のリンク)を確認してください。
この情報に関するお問い合わせ先
環境部:環境保護課 環境保護係
電話番号:0465-33-1481