富士フイルム(株)神奈川事業場小田原サイトの地球環境保全の取り組み

【A】協定締結企業の外観
小田原サイトは、1938年6月、現在の小田原市扇町2-12-1に工場が設置され、翌1939年より硝酸銀製造工場として生産活動が開始されました。
現在では、磁気テープなどの記録メディア、さまざまな商品に使われるファインケミカルやディスプレイ材料を生産しています。
小田原サイトで開発された多くの技術は、国内外の工場へと発信されています。わたしたちは、先進・独自の技術をもって、最高品質の商品やサービスを提供することにより、社会の文化・科学・技術・産業の発展、健康増進、環境保持に貢献し人々の生活の質のさらなる向上に寄与します。

環境リスクアセスメントの推進

取り組み1
原材料として多種多様な化学物質を使っているため、大気、土壌、河川へ漏洩するリスクを伴っています。1996年に環境マネジメントシステム(ISO14001)の認証を受けてから継続してこのリスクを低減する活動を行ってきました。最近では高度経済成長期に建設された生産設備の老朽化が目立ち始め、それに伴い化学物質の漏洩リスクも高まってきました。そこで「環境リスクアセスメント手法」を考案し、老朽配管の劣化診断を行い、リスクが高い箇所から計画的に補修を進めています。環境トラブル「0」を継続しています。

従業員の環境意識の向上

取り組み2
環境意識向上のために環境教育にも力を入れています。毎年6月の環境月間には、環境ルールの周知と事業場内で起こりうる環境トラブルとそれに対する危険予知や未然防止について、パソコンによるeラーニングで全員を対象に教育を行っています。また、体験型教育として、廃水処理の仕組みならびに緊急時対応の内容を理解するための施設見学を全従業員対象に行うことで、環境保全活動の大切さを再認識してもらっています。

省エネ委員会を通じての取り組み

新たな省エネ発掘活動として、製造工程の要因変更に踏み込んだ省エネに取り組んでおります。両サイトとも事業部の違いはありますが、省エネ活性化を図るために、互いの現場をウォークスルーしアイデアを共有する活動を開始しました。2016年度からは省エネ広報誌を継続的に発行し、従業員への省エネ啓発活動を行っています。エネルギー原単位は2009年比で約24%低減を達成しました。

メッセージ

-----富士フイルムグループのCSRの考え方-----
富士フイルムグループの考えるCSRとは、誠実かつ公正な事業活動を通じて企業理念を実践することにより、社会の持続可能な発展に貢献することです。
私たちは、経済的・法的責任を果たすことはもとより、
1. グローバル及び地域の様々な環境・社会課題を認識し、事業活動を通じてその解決に向けた価値を提供していきます。
2. 私たちの事業プロセスが環境・社会に与える影響を常に評価し、その継続的な改善を進めるとともに、社会にポジティブな影響を広めていきます。
3. ステークホルダーとのコミュニケーションを通じて、社会の要請や期待に適切に応えているか、私たちの活動を常に見直していきます。
4. 積極的に情報開示を進め、企業の透明性を高めます。

この情報に関するお問い合わせ先

環境部:ゼロカーボン推進課 ゼロカーボン推進係

電話番号:0465-33-1426

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