ふるさと文化基金
ふるさと文化基金とは
郷土文化の継承と市民文化の振興を図るため、昭和61年(1986年)4月に小田原市ふるさと文化基金を設置しました。
市民や事業者の皆さまからいただいた寄附金を活用し、市民の皆さまと協働しながら、文化振興のための事業に取り組んでいます。
そもそも基金とは
基金は、市民や事業者の皆さまからいただいた寄附金と、市費(市のお金)を積み立てたものです。
この積み立てたお金と、運用することで毎年生まれる利子を、それぞれの基金が設置された目的に応じた事業に活用します。
市の予算は、原則として一つの年度で使い切ることが決められており、限られた財源の中でやりくりをしていますが、
別途、基金として積み立てておくことで、財源ひいては事業の安定性を確保することができます。
小田原市では、ふるさと文化基金のほか、ふるさとみどり基金、防災対策基金、社会福祉基金など、多種多様な基金を設置し、事業に活用しています。
対象事業
- 文化遺産の保存、伝承及び活用に関する事業
- 文化の普及及び向上に関する事業
- 文化活動の推進に関する事業
- その他文化の振興を図る事業
令和6年度事業
過去の実績
過年度に実施した事業を以下のページにてご紹介しています。
過去の主な文化基金事業
寄附等の状況(令和6年12月現在)
寄附総額について
今までに約2.2億円(569件)の寄附金をいただきました。
積立総額について
寄附金や市費・利子積立金を含め、今までに約9億円を積み立てました。そのうち、寄附金は約4分の1を占めています。
積立残額について
財源の安定性を確保するため、積立総額の約半分(約4.2億円)を残しながら、事業に取り組んでいます。
ご寄附のお願い
通年、ふるさと文化基金へのご寄附を承っております。
基金の趣旨にご賛同いただけましたら、ご支援・ご協力のほど、お願い申し上げます。
寄附の方法について
寄附の流れ
- 寄附者から市に寄附書(寄附をする意思を表明する文書)の提出
- 寄附者から市に寄附金の納付
- 市から寄附者に寄附証明書の交付
寄附の申出先
文化政策課(お問い合わせ先)までご連絡ください。
具体的な手続きやスケジュールについて、ご相談を承ります。
税制上の優遇措置について
この寄附は、税制上の所得控除・寄附金税額控除の対象となります。控除を受けるためには、原則として寄附をした翌年の3月15日までに税務署へ確定申告が必要です。
詳しくは、お住まいの所轄税務署にお問い合わせください。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:文化政策課 文化政策係
電話番号:0465-33-1707