天然記念物 ・光照寺のヒイラギ
光照寺のヒイラギ(市指定 昭和45年12月15日)
【所有】 小田原市鴨宮753 光照寺
【所在】 小田原市鴨宮753 光照寺
【樹名】 ヒイラギ(もくせい科)
【概説】
項目 |
目通り幹囲 |
株元周囲 |
樹高 |
枝張り状況 |
計測値 |
3.0m |
約4.2m |
約10m |
東西10m |
この木は、光照寺境内稲荷社の鳥居脇にあり、幹囲りが3m近い市内最大の古木で、以前から名木として知られています。主幹は地上4mの所で分かれ、順々に枝葉を伸ばしてほぼ円形に近い樹冠を形作っています。
ヒイラギは、一般に葉の緑に鋭い刺状の、のこぎり歯のあるのが普通ですが、この木にはないので、他の樹木と間違えられることがあります。これは、このヒイラギのような古木になると、のこぎり歯が現れなくなる性質があるためです。この原因はホルモンの影響であるといわれています。
光照寺は、元東照寺という廃寺の跡に建てられた寺ですが、東照寺の頃から現在の場所に稲荷社があり、この木がその頃から神木として大切に保護されてきたようです。
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