天然記念物 ・瑞雲寺のモッコク
瑞雲寺のモッコク(市指定 昭和63年11月1日)
【所有】 上曽我902 瑞雲寺
【所在】 上曽我902 瑞雲寺
【樹名】 モッコク(つばき科)
【概説】
モッコクの分布は、本州(東海道・近畿南部以西)、九州の近海地方に生育する暖地性樹木です。しかし、その植栽分布は関東北部、北陸地方の日本海側、東北地方(秋田・宮城・福島)に及んでいます。
この木は、瑞雲寺庫裏の東側、寺林内の中腹に生育し、本市内では最大級の古木です。多くのモッコクが単幹であるのに、この木は株立状です。瑞雲寺の寺林は、寺の東北側に隣接する、須賀神社の社叢に続いている自然林的な要素を備えています。この木の近くには、クスノキの大木や、イロハカエデの古木があり、また、ヒサカキやアオキなどの低木も多く生えています。このことから、この木は自生樹と考えられます。
<株元周囲>約2.9m
<樹 高>約17.0m
<概 況>株立状、地上30cm位のところから数本の支幹(60〜100cm)に分かれ斜上し、さらに枝葉を伸ばしている。
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