考古資料・千代南原遺跡第Ⅳ地点1号土坑出土土器
所有 | 小田原市 |
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所在 | 小田原市郷土文化館 |
数量 | 15点 |
内容 | 壺7点、甕1点、高坏4点、器台2点、碗1点 計15点 |
概要
古墳時代前期の長さ13.2m、幅4m以上、深さ1.65mを測る大型の土坑から出土した土器群になります。この資料は高坏、器台、壺、甕などがありますが、このうち、ひさご壷や裾部が内湾する高坏、小型器台などは、東海地方西部の影響を強く受けたものです。
また、破片ですが叩き甕片は畿内に特有の技法です。これらの土器群は、相模地方の古墳時代前期土器編年の基準資料として重要であります。年代的には3世紀後半に位置付けられます。
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