市民後見人について

市民後見人とは、成年後見制度のなかで、弁護士や司法書士などの専門職とは別に地域の身近な存在として、ご本人の権利を守り、生活を支える成年後見人等です。
市民後見人は、小田原市民で、本市が実施する養成研修を受講し、成年後見に関する一定の知識・態度を身に付けた人の中から、家庭裁判所により成年後見人等として選任されます。
市民後見人は、ご本人と同じ市民の立場でご本人に寄り添い、地域の実情を熟知した上で、その実情に即してご本人の意思をより丁寧にくみ取って後見活動を進めていくことが期待されています。


市民後見人養成講座
※第2期 市民後見人養成講座「基礎講座」の募集は終了しました

本市では、成年後見人の需要の高まりに対応するため、市民後見人を養成する取り組みを行っています。
第2期市民後見人養成講座「基礎講座」は令和5年1月から開始しました。

市民後見人養成講座の講座の流れ

  1. 基礎研修:成年後見制度の基礎を学ぶ研修です(約2か月)
  2. 実践研修:基礎研修修了後、選考された人が実践研修に進みます(約2か月)
  3. 実務実習:実践研修修了後、小田原市社会福祉協議会が実施している法人後見事業の実務を経験します(約1年間)
  4. 名簿登録:市への登録を希望し、かつ、選考委員会で選考された人が市民後見人候補者として登録されます。
  • 養成講座を受講することで、成年後見人等になれることを保証したり、資格を得られたりするものではありません。成年後見人等は、個別の案件に応じて家庭裁判所が選任します。

基礎研修の日程・プログラム

期間・日程 内容
12月1日(木)~
1月6日(金)
説明動画視聴・受講申込
1月16日(月)~
2月10日(金)
基礎1(動画研修)
全13講、15.5時間
2月1日(水)~
2月15日(水)
基礎2 受講申込書類提出
3月3日(金)
午前10時~午後4時15分
基礎2(集合研修・試験)
会場:おだわら総合医療福祉会館
おだわら総合医療福祉会館の地図

受講料

無料(ただし、会場までの交通費は自己負担)

主催

神奈川県社会福祉協議会

共催

小田原市社会福祉協議会

応募資格

次のすべてに該当し、市民後見人として活動することを目指す方
  1. 基礎研修の受講申込の時点で、小田原市に住民登録があり、今後も、引き続き小田原市に居住して活動をする予定の方
  2. 令和5年3月31日現在の年齢が、満25歳以上満70歳以下の方
  3. 基礎研修の全日程の受講が可能な方
  4. 民法第847条に定める、以下の後見人の欠格事由に該当していない方
    ア 家庭裁判所で免ぜられた法定代理人、保佐人又は補助人
    イ 破産者
    ウ 行方の知れない者
  5. 成年後見人等として受任することが見込まれる専門士業(弁護士等)の有資格者ではない方

この情報に関するお問い合わせ先

福祉健康部:福祉政策課 総合支援係

電話番号:0465-33-1892

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