健康増進拠点の基本構想の検討を進めています

第6次小田原市総合計画の重点施策に掲げた「健康寿命の延伸」に向けた具体のアクションの1つとして、現在健康増進拠点のあり方の検討を進めています。 子どもも高齢者も、障がいのあるかたも含め、誰もが取り組める新たな健康づくりの場のあり方を、令和5年度を目途に小田原市健康増進拠点基本構想としてまとめていくことを予定しています。

健康増進拠点基本構想について

令和5年度中の策定を目指す健康増進拠点基本構想は、地域の健康増進のためにどのような機能が求められるのか、望ましい姿は何なのか、市民の皆さんとの方向性を共有するためにイメージをまとめるものです。
具体的な場所や規模、整備時期は未定ですが、まずは目指すべき望ましい姿を整理した上で、それを実現するために必要な検討を今後行っていきます。

検討の背景

小田原市は脳血管疾患や心疾患の死亡率が国や県と比較して高く、この状況は現在も続いています。
男女問わず、平均寿命は延びていますが、こうした中で健康でいられる期間=「健康寿命」とのギャップを埋めていくことは引き続き大きな課題の1つです。
健康増進拠点の検討では、病気の治療や早期発見だけでなく、その前の段階で、健康を維持しやすい生活・運動習慣を早期に、無理なく、楽しく身につける環境を整えることを重要なテーマと考えています。

「健康増進拠点」のコンセプトと機能イメージ

健康増進拠点には、特定の世代や健康課題のある方だけでなく、子どもから高齢者、障がいのある人なども含め、あらゆる人が利用しやすい、正しい健康知識を身につけやすい場であることが求められます。 こうしたことから、基本構想案では大きく4つのコンセプトを設定しています。

健康増進拠点の4つのコンセプトの画像

「誰もが」、「楽しみながら」、「専門家とともに」。そして「自らも、そして地域も健康にしていく」。こうした視点から、備えるべき機能イメージを構想しています。

※ 機能は現時点のイメージです。今後の検討過程で変更する可能性があります。

陸上運動機能のイメージ
陸上運動機能のイメージ
健康増進のサポートを行う専門家により、一人ひとりに合わせた運動プログラムの提供や指導が行われます。 幅広い世代が遊べるボールプールやトランポリンなどの運動遊びエリアでは、全身を使って遊ぶことで、知らず知らずのうちに運動機能が向上し、健康につながります。
水中運動機能のイメージ
水中運動機能のイメージ
水泳や水中ウォーキングに加え、健康増進のサポートを行う専門家による水中運動療法の指導が受けられます。屋内型の浅い水場「じゃぶじゃぶ池」で水に触れる機会が得られるとともに、それを見守るスペースもあります。 幅広い世代が自分に合った「水との関わり方」ができます。
相談機能のイメージ
相談機能のイメージ
健康増進のサポートを行う専門家に、さまざまな相談ができます。 また、キッチンスタジオを設け、栄養士から健康につながる料理メニューを学ぶことができ、「食」の面からも健康につながります。
地域の健康増進とのつながりのイメージ
地域の健康増進とのつながりのイメージ
健康増進拠点で蓄積された様々な運動データは、医療機関や研究機関により分析され、市の健康増進施策の充実に活用されます。また、拠点で実施されるプログラムの地域配信や、実際に専門家が地域に出向くなど、地域の健康増進活動の充実に貢献することも拠点の役割です。拠点の機能は、それを利用する方だけでなく、地域の活動とも連携し、市全体の健康増進につながります。

健康増進拠点基本構想案へのご意見

拠点の備えるべき機能など、基本構想案についてご意見がありましたらぜひお寄せください。(令和6年2月29日まで)

この情報に関するお問い合わせ先

福祉健康部:健康づくり課(保健センター) 保健医療係

電話番号:0465-47-0828

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