~誰もがその人らしく~共生社会の実現に向けて
年齢、性別、国籍、障がいの有無などに関わらず、誰もがその人らしく生きいきと暮らすことができる共生社会の実現を目指し、令和4年5月に共生社会推進本部を設置しました。市役所全体で共生社会の実現のために何ができるのかを考え、取り組みを進めています。様々な市の取り組みを、順次ご紹介します。
☆「共生社会って何だろう?」という方も多いと思います。次のページに共生社会を理解するうえで必要なこと、言葉などを紹介しています。ぜひ読んでみてください。
共生社会の実現に向けて~共生社会を知ろう~
★共生社会推進に関連した動画を作成しています。随時公開していきます。
共生社会の実現に向けて~動画公開中!~
~共生社会推進本部の取り組み~
令和6年2月に行われました!
おだわらSDGs実行委員会の課題解決ワークショップに参加しました!
共生社会について考える機会として、おだわらSDGs実行委員会が企画・運営する「課題解決ワークショップ」に、共生社会推進本部担当職員と若手職員6人が参加しました。
「スーパーマーケットで車いすを利用する人が、安心して買い物するためにできること」について、おだわらSDGsパートナーの民間企業・団体などの皆さんと一緒に考えました。数グループに分かれ、アイデアを出し合い、最後に発表を行いました。アイデア出しでは、すぐにできる取り組みから、未来のスーパーマーケットの構想に至るまで、さまざまなアイデアが出されました。
職種、年代の異なる人と具体的なテーマについて考えることで、多様な気づきが生まれ、参加した一人ひとりの中に共生社会の意識が芽生える機会となりました。
「スーパーマーケットで車いすを利用する人が、安心して買い物するためにできること」について、おだわらSDGsパートナーの民間企業・団体などの皆さんと一緒に考えました。数グループに分かれ、アイデアを出し合い、最後に発表を行いました。アイデア出しでは、すぐにできる取り組みから、未来のスーパーマーケットの構想に至るまで、さまざまなアイデアが出されました。
職種、年代の異なる人と具体的なテーマについて考えることで、多様な気づきが生まれ、参加した一人ひとりの中に共生社会の意識が芽生える機会となりました。
~選挙管理委員会の取り組み~
選挙における障がい者などへの投票支援
発生が困難など、障がいのある方への投票支援のため、投票所でよくある質問をイラストにまとめた「コミュニケーションボード」を全投票所(期日前投票所を含みます)に配備しました。
これにより、指さしでコミュニケーションを取ることができ、障がいのある人なども円滑に投票できるようになりました。
これにより、指さしでコミュニケーションを取ることができ、障がいのある人なども円滑に投票できるようになりました。
~経済部の取り組み~
「こんぱすたいむ」での開催の様子(太鼓の達人™ドンダフルフェスティバル & ©Bandai Namco Enter)
eスポーツでシニア世代の活力を増進!
市では、eスポーツを活用し、若年層を中心とした観光施策を展開しています。eスポーツが持つ年齢、性別、障がいの有無にかかわらず、誰もが楽しむことができる魅力を、福祉分野においても活用しています。eスポーツを通じた多世代交流とコミュニティ参加による″生きがい”の創出により、シニア世代の活力増進を目指します。令和5年度は、下府中地区社会福祉協議会が運営する「こんぱすたいむ」に協力いただき、人気ゲーム「太鼓の達人」を使用して、目と手を動かしながら楽しめるeスポーツの体験会を実施しました。
~文化部の取り組み~
今年度「共同作品部門」の2作品展示の様子
(2)市美術展覧会の作品発表機会を拡充しました!
市美術展覧会では、障がいの有無にかかわらず、みんなで作り上げる共同制作の喜びや楽しさ、美術の多様性を感じてもらう場として、今年度新たに「共同作品部門」を設けました。複数の人が協力して作り上げた作品を、多くの人に見ていただく機会が広がりました。
市美術展覧会では、障がいの有無にかかわらず、みんなで作り上げる共同制作の喜びや楽しさ、美術の多様性を感じてもらう場として、今年度新たに「共同作品部門」を設けました。複数の人が協力して作り上げた作品を、多くの人に見ていただく機会が広がりました。
~共生社会推進本部の取り組み~
ワークショップの様子
講演会とワークショップを開催
令和5年8月に、「共生社会」について職員一人ひとりが考えるため、管理監督者以上を対象とした講演会(約80名参加)と若手職員を対象としたワークショップ(約30名参加)を実施しました。
講師は、エンパワープロジェクト代表の飯山智史さん。飯山さんは本市出身で、「誰一人取り残さない」社会を目指して団体を立ち上げ活動しています。
若手職員を対象としたワークショップでは、「『誰一人取り残さない』社会のための社会的アプローチ」と題して、若手職員が「あなたが思う「取り残されている人」は?」「取り残されている原因はどこにある?」「共生社会実現のためにできることは?」を考え、グループごとに話し合い、考えを共有しながら共生社会について理解を深めました。普段の業務では気づきにくいマジョリティ(多数者)の視点とマイノリティ(少数者)の視点を意識する重要な機会となりました。
講師は、エンパワープロジェクト代表の飯山智史さん。飯山さんは本市出身で、「誰一人取り残さない」社会を目指して団体を立ち上げ活動しています。
若手職員を対象としたワークショップでは、「『誰一人取り残さない』社会のための社会的アプローチ」と題して、若手職員が「あなたが思う「取り残されている人」は?」「取り残されている原因はどこにある?」「共生社会実現のためにできることは?」を考え、グループごとに話し合い、考えを共有しながら共生社会について理解を深めました。普段の業務では気づきにくいマジョリティ(多数者)の視点とマイノリティ(少数者)の視点を意識する重要な機会となりました。
~市民部の取り組み~
改定しました!人権指針!
人権施策推進指針を改定しました!
近年の人権問題の多様化、複雑化、市民の意識の変化などを踏まえ、「小田原市人権施策推進指針」を令和5年3月に改定しました。
人は、一人ひとりがかけがえのない尊いものであり、生まれながらに平等で、自由に生き、幸福を追求する権利「人権」を持っています。
共生社会の実現には、高齢者や子ども、障がいのある人など、さまざまな人たちに対する理解を深め、偏見や差別の意識をなくし、一人ひとりの「人権」を尊重することが必要です。共生社会の実現に向けて、この指針に基づいた施策を推進していきます。
人は、一人ひとりがかけがえのない尊いものであり、生まれながらに平等で、自由に生き、幸福を追求する権利「人権」を持っています。
共生社会の実現には、高齢者や子ども、障がいのある人など、さまざまな人たちに対する理解を深め、偏見や差別の意識をなくし、一人ひとりの「人権」を尊重することが必要です。共生社会の実現に向けて、この指針に基づいた施策を推進していきます。
~上下水道局の取り組み~
(1)心のバリアフリー
職員一人ひとりが「心のバリアフリー」動画を視聴し、共生社会とはどういうものか、自分たちに何ができるかを考え、共生社会の実現に向けたアイデアを出し合っています。
※下記ホームページに掲載されている動画を視聴しました。みなさんもぜひご覧になってみてください。
首相官邸「心のバリアフリー」
「断水のお知らせ」を工夫しました
(2)各種「お知らせ」の工夫
上下水道局の「断水のお知らせ」や「工事のお知らせ」を誰もが見やすく読みやすくするため、字を大きくし、ふりがなを付けました。高齢者の方やお子さん、まだ日本語の苦手な外国人の方々にも理解しやすくなります。
また、お知らせの内容を掲載しているホームページのQRコードを記載しました。QRコードからホームページにアクセスすることにより、お知らせの内容をホームページの翻訳機能を利用して外国語で読むことができます。また、読上げ機能により音声で内容を知ることができます。
また、お知らせの内容を掲載しているホームページのQRコードを記載しました。QRコードからホームページにアクセスすることにより、お知らせの内容をホームページの翻訳機能を利用して外国語で読むことができます。また、読上げ機能により音声で内容を知ることができます。
窓口で筆談用タブレットを利用している様子
(3)聴覚障がい者などの方々に配慮した窓口対応
聴覚障がい者、発語困難者、日本語が苦手な方との窓口対応のため、筆談用タブレットやハンディ翻訳機、外国語の資料を窓口に備え付けました。
~環境部の取り組み~
「ごみと資源の分け方出し方ガイド」の多言語化
既に作成している英語や中国語のガイドに加え、在住者の人数が増えている東南アジアの国々の言語にも対応していくことを検討しています。
既に作成している英語や中国語のガイドに加え、在住者の人数が増えている東南アジアの国々の言語にも対応していくことを検討しています。
現在の外国語ガイドは5言語です!
○多言語化よる未来の姿
来日し、小田原に住み始めましたが、まだ日本語の読み書きが不自由で、ごみ出しのルールが分からなくて困っています。それに気づいた地域の人が、その人の母国語で書かれたガイドを使って出し方のルールを説明することができました。「困った」がなくなり、またそれを機に地域の人たちとのつながりが生まれました。
そのような地域の姿を目指しています。
そのような地域の姿を目指しています。
この情報に関するお問い合わせ先
福祉健康部:福祉政策課 福祉政策係
電話番号:0465-33-1861