市長の日記

市長の日記

2025年09月26日(金)

総計審へ諮問、農業委員委嘱 ほか

 25日は終日、以下に触れるものを含め、各種公務が夜までビッシリ立て込みました。
 午前中、策定を進めている第7次小田原市総合計画第1期実行計画につき、総合計画審議会(総計審)に行政案の検討を諮問。9月12日より10月14日までパブリックコメントを行っていますが、総計審の皆さんには年内いっぱいをかけて細かくご審議頂き、答申を頂く予定です。庁内では既に来年度予算に向けた概算要求などが動き始めており、実行計画に盛り込まれる予定の事業についても具体的な検討が始まっています。総計審からの答申を得て、正式な行政案として第1期実行計画を策定し、次年度以降の実施に向けて進んでいくことになります。
総合計画審議会 出石会長に諮問総合計画審議会 出石会長に諮問
 午後一番で、新たに小田原市農業委員会委員に就任された、農業分野での経験が豊富な皆さんに、辞令交付を行いました。農業を巡る諸情勢が厳しさを増す中、未来に向けて持続可能であるためには、人が生きるために必要不可欠な食を生み出す農の保全と継承は、いうまでもなく極めて重要なテーマ。農地の適正な管理と保全、農道や用排水路の整備、担い手確保・育成、耕作放棄の抑制、鳥獣害対策など、課題は山積しており、市としても農業委員の皆さんとしっかり取り組んでいく旨、辞令交付に際して思いをお伝えしました。
農業委員会 新たな委員の皆さんと農業委員会 新たな委員の皆さんと
 この日、駐日モルディブ共和国大使館より、新たに臨時代理大使に着任されたハッヴァ・サムハ氏と、2等書記官のアシュラフ・アリ氏らがご来訪。着任のご挨拶と共に、過日のモルディブ訪問に対する御礼と今後の交流に向けてのお話を頂きました。モルディブ訪問から2ヶ月が過ぎましたが、フォームラク市を訪ねた私の感想などをお伝えしながら、いろいろと思い出し、懐かしいひとときでした。アリ氏の実兄がフォームラク市の副市長を務めておられることから、フォームラク市長からのメッセージも伺いました。次年度以降、双方に意義のある交流が進展することを期待しています。
駐日モルディブ大使館の皆さんをお迎えして駐日モルディブ大使館の皆さんをお迎えして
 夕刻、小田原駅東西自由連絡通路アークロードにて、小田原市交通安全対策協議会の皆さんと一緒に、「秋の全国交通安全運動キャンペーン」を実施。日が短くなり夕暮れが早くなって、交通事故が起こりやすくなるこの時期。反射材などを身につけ安全確保してほしいとのメッセージを掲載した啓発品を配布。小田原市は、高齢者が関係する事故の発生件数が県内平均より30%以上高い地域として、県から「高齢者交通事故多発地域」の指定を受けていることなども、協議会の皆さんにお伝えしました。
秋の全国交通安全運動キャンペーン秋の全国交通安全運動キャンペーン
 夜は、山王網一色地区へ。「市民と市長との地域活動懇談会」が、山王70区公民館にて開催されました。海に近く海抜の低い地域が多いため防災に関心が高く、また高齢化も進んでいることから福祉の活動も熱心に行われてきた地区。最近は、子ども会やPTAの役員経験者らが「青年会」を立ち上げ、山王神社での餅つきや秋祭り、マスのつかみ取りなど、子どもたちが参加できるイベントを意欲的に開催されるなど、地域の絆をしっかり受け継いでいこうとの取り組みが活発化しています。この懇談会でもそうした思いや今後へのビジョンが参加者から語られ、たいへん心強く感じました。
山王網一色地区にて地域活動懇談会山王網一色地区にて地域活動懇談会

2025/09/26 14:47 | 未分類

 

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