昨日の雨が通り過ぎ、昨晩は月夜。今朝はぐっと涼しくなりました。夏の間活躍してくれた自宅の各部屋の扇風機も、昨日で今年のミッションを終了。秋本番の気配です。
1日、本会議場にて決算特別委員会の総括質疑が行われました。市議会議員12名の皆さんが委員となり、令和6年度の決算について9月22日以降重ねてきた審議や現地査察を踏まえて、執行部に様々な観点から予算の目的や使途、成果などを問う場です。市財政の現状と見通し、デジタル関連の施策の効果、防災対策の成果、経済振興や企業誘致の取り組み、障がい者支援の状況、地下街の活性化、市民会館跡地の整備構想の進め方など、多岐にわたる質疑が行われ、最終的には特別委員会として令和6年度決算について賛成多数での承認となりました。来週6日に、小田原市議会9月定例会の最終日に委員長報告と採決が行われ、本定例会は閉会となります。
決算特別委員会の合間に、2件のご来訪がありました。
元城南中学校校長の松岡輝宏さんと、元小田原市教育委員会委員長の和田重宏さんらがご来室、このたび上梓された松岡さんの著書「植物を巡って」を、市内各小中学校と図書館等にご寄贈頂きました。和田さんが理事長を務め市の若者支援事業などでもご協力頂いている「子どもと生活文化協会(CLCA)」の機関誌「あやもよう」に、数年来連載されてきたコラム「植物を巡って」の文と写真を編集されたものです。私たちの身近にある様々な植物が、その特徴や分布から名の由来などまで、平易ながら的確な描写で紹介されています。松岡さんのお人柄の通り、優しさと温もりが伝わってきます。児童生徒をはじめ、多くの皆さんに手に取って頂きたい一冊です。
独立行政法人国立印刷局の理事長にこの7月に就任された河村直樹さんと、工場長の大場さんらがご来室。ご着任のご挨拶を頂きました。小田原の印刷局は小田原で70年以上の操業の歴史があり、酒匂川の水を使って紙を漉き、製紙から印刷までを手がける、国内で使われるお札の半分を作っている事業場。働く皆さんも大半が小田原市民であり、最近は小田原箱根商工会議所も交え3者での包括連携協定も締結するなど、小田原にとってはとても大切な事業所です。河村さんには、引き続きのご厚誼に加え、内閣府などでのご経歴もあることから、市の地方創生関連の取り組みに関してもご助言などもお願い致しました。