市長の日記

市長の日記

2025年10月03日(金)

自然共生サイトに認定 ほか

 国では、「2030年ネイチャーポジティブ」の実現に向け、民間の取り組みなどによって生物多様性の保全が図られている区域を「自然共生サイト」として認定する制度を令和5年度から実施しており、すでに「辻村農園・山林」が認定されていましたが、令和7年4月に「地域生物多様性増進法」が施行され、同法に基づく初めての認定が全国各地に行われました。本市でも、市が辻村農園さん等(いこいの森共同事業体/わんぱく・辻村共同事業体/辻村農園・山林)の協力のもとに作成した「連携増進活動実施計画」をエントリーさせていました。今回、「連携増進活動実施計画」として認定をうけた計画は全国で5つのみでしたが、本市の計画もその一つとして認定を受けることができました。去る9月30日には認定式が行われ、環境部管理監が代表で認定証を受領してきました。
 その中で、小田原市では「小田原市いこいの森」「小田原こどもの森わんぱくらんど」および「辻村農園・山林」を含んだ「小田原フォレストベース及び辻村農園・山林」が「自然共生サイト」として認定されました。区域として認定されたのも全国でわずか5ヵ所のみです。
 認定を受けた一帯は市街地から近いにもかかわらず、長きにわたり森林経営を通じて健やかな森林空間が保全され、近年は市民や都市住民にとっての憩いの空間としても活用されており、引き続き生物の多様性を増進する活動を進めていくことになります。
「自然共生サイト」認定証「自然共生サイト」認定証
「自然共生サイト」対象エリア「自然共生サイト」対象エリア
 2日、百歳長寿のお祝いにお二人の高齢者をお訪ねしました。お一人は、三元トシ子さん。グループホームで生活されており、この日はお子さんやお孫さんたちも同席され、入所されている高齢者やスタッフの皆さんに囲まれ、笑顔で受け答えして頂きました。もうお一人は安立妙子さん。有料老人ホームにご主人と一緒に入所されており、ご主人にはこの4月に百歳長寿のお祝いをお届けしたところでした。この日はご主人もすぐ隣で同席され、ご夫婦揃っての百歳となられました。素晴らしいです。
百歳長寿 三元トシ子さんご家族と百歳長寿 三元トシ子さんご家族と
百歳長寿 安立妙子さんご夫妻らと百歳長寿 安立妙子さんご夫妻らと
​​​​​​​ 午後は厚木市へ。神奈川県市長会の定例市長会議に参加。会議後の視察先として、厚木市に建設中でこの12月から稼働する予定の「あつあいクリーンセンター」を訪問。相模川右岸、圏央道が真横を走る水田地帯に5.5ha余りの敷地を造成、厚木市・愛川町・清川村の広域でのゴミ処理を担う施設として整備が進んでいます。日量220トン、年間55,000トン級の一般廃棄物を2炉体制で処理するほか、粗大ゴミについても分別・資源化が出来る設備を整えています。隣接する広い芝生広場は、災害時のゴミの受け入れヤードとして活用されるとのこと。総工費は約280億円。小田原でも、15年ほど先にはゴミの広域処理に向けた処理施設の再整備が必要となることもあり、整備担当の職員さんに詳しく聞きながら見学をさせて頂きました。
あつあいクリーンセンター視察にて、県内市長らとあつあいクリーンセンター視察にて、県内市長らと

2025/10/03 15:35 | 未分類

 

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