市長の日記

市長の日記

2025年10月09日(木)

公文書管理条例について答申 ほか

 7日、小田原市情報公開審査会に諮問していた「小田原市公文書管理条例のあり方について」への答申がまとまり、同審査会の林会長より答申書が提出されました。この諮問は、昨年度庁内で行った「懸案とされる諸事業の検証作業」の過程で明らかになった、市業務における公文書管理にまつわる課題を解決するべく、そのあるべき姿について検討を依頼したものです。
 答申書には、「公文書管理条例の基本的な考え方」「公文書の作成・取得・整理・保存」「電子化の推進」「評価選別・廃棄・重要公文書の利用等」「チェックする仕組み」「職員の知識習得及び意識の向上」等の項目にそって、条例化とその実効的運用に向けた取り組みが明確に提案されています。過去の諸事業において、本来行うべき事務決裁が記録として残されていないなど事務処理上の不適切さがあったことを踏まえ、今後は本答申を最大限に尊重し、「小田原市公文書管理条例」の制定に向けて作業を進めていく考えです。
公文書管理条例に関する答申書を受領公文書管理条例に関する答申書を受領
 午後、「まち歩き観光推進事業」に関する意見交換を行いました。オールインワンの自然環境、城下町や宿場町としての街の姿、長い歴史の中で育まれた多彩ななりわいや文化、豊かな食の恵みなど、豊富な地域資源(「光」)を持つ小田原の魅力を活かして多くの来訪者を招き入れ地域経済振興などを進める上で、「まち歩き観光」の強力な推進はきわめて大切なテーマです。この日は、小田原まち歩き実行委員会委員長の平井丈夫さん、同事務局で小田原市観光協会の高村完二さん、そして小田原市商店街連合会の丸田茂晴会長にお越し頂き、小田原市経済部の観光課職員らも同席の上、様々な思いや課題観、そしてアイデアを分かち合いました。すでに活発にまち歩きが行われている小田原の中心部や早川・板橋などのエリアに加え、今後は国府津・下曽我・桜井などもエリアに拡げ、各地域の皆さんにも「光」の担い手になって頂きながら「まち歩き」を進めていきます。
まち歩き観光について、諸団体の皆さんと意見交換まち歩き観光について、諸団体の皆さんと意見交換
 この日はスポーツ関係でのご来訪が続きました。
 まずは、第24回全国障害者スポーツ大会に神奈川県より派遣選手として選出された3名の皆さんがご来室。卓球の部でこれまでにも金メダル獲得の実績がある小田桐秀成さん、ボウリングの部で以前にも全国大会出場経験がある富田貴志さん、50m走とソフトボール投げで今回2度目の出場となる和田美郷さん。それぞれ、今大会にかける意気込みや日頃の練習の様子などを、笑顔で語ってくれました。私から市の出場祝金をお渡しし激励。好成績の報告が来ることを楽しみに待ちたいと思います。
全国障害者スポーツ大会に出場する皆さんと全国障害者スポーツ大会に出場する皆さんと
 8月に福岡で行われた第25回全日本中学生男子ソフトボール大会で見事に初優勝を果たした、「神奈川オーシャンドッグス」の皆さんが大勢でご報告に来てくれました。春の大会でも、厚木チームとの混成ながら優勝を果たしているので、チームとしては春夏の連覇となります。6名の3年生を中心に、投手力・攻撃力ともに優れ、なにより普段は違う中学校に通っていながらも週末の練習などを通じて培ったチームワークが強み。創部7年目にしての春夏連覇達成で、今後の活動にもおおいに弾みがつきそうです。来年以降もより一層の活躍を期待する旨、私や栁下教育長から激励のメッセージを送りました。
春夏連覇を成し遂げた神奈川オーシャンドッグスの皆さんと春夏連覇を成し遂げた神奈川オーシャンドッグスの皆さんと

2025/10/09 13:44 | 未分類

 

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