市長の日記

市長の日記

2025年11月18日(火)

職員に訓示 ほか

 17日、朝一番で係長以上の職員に訓示を実施。一連の不祥事による市民からの信頼失墜という現実を、全職員が「自分事」として受け止め、徹底した検討を行い組織風土を作り直すべく、市役所組織の中核を担う職員たちに市長としての思いを直接伝えました。11日に「組織風土改革検討チーム」が発足していますが、そこに参加する限られた職員だけではなく、全ての職員がこのテーマを自分の胸に据え、取り組んでほしいと強く訴えました。
市職員に対し、組織風土改革に向けた訓示市職員に対し、組織風土改革に向けた訓示
 この日は午前中に4件のご来訪がありました。
 城下町スポーツクラブの皆さんからは、11月29日に行われる「パラスポーツおだわら」のご案内。障がいがあっても楽しめる各種スポーツ(ボッチャ、ハンドサイクル、ゴールボールなど)の体験を通じ、障がいについて多くの人に理解してもらうことを目的とするイベントで、昨年のパラリンピックで金メダルを獲得したゴールボールの鳥居陽生選手も来場され、ゴールボールのデモンストレーションも行われます。私も参加し、楽しみたいと思っています。
城下町スポーツクラブの皆さんと城下町スポーツクラブの皆さんと
 小田原地区木材業協同組合の皆さんからは、「第42回住まいのリフォームコンクール」にて優秀賞を受賞された報告を頂きました。受賞されたのは、「小田原地区木材業協同組合・公社による二宮団地再編事業」で、神奈川県住宅供給公社が所管する、建築から半世紀ほど経過し老朽化や入居率の低下していた4~5階建ての鉄筋コンクリート製の賃貸住宅を、小田原産木材を使ってリフォームする事業。10年間の取り組みで100室以上をリフォームし、居住性と快適さが大幅に向上、入居率の上昇、それに伴う団地の活性化に繋がった、素晴らしい事例で、全国から300以上の応募があった中での選出。小田原でも市営住宅などでこうした取り組みができないか、ご来室頂いた皆さんと意見交換を行いました。
小田原地区木材業協同組合の皆さんと小田原地区木材業協同組合の皆さんと
 小田原報徳社の皆さんからは、「おだわら学習帳・おだわらぬりえ」の寄贈を頂きました。同社では、報徳の訓えを小田原の子どもたちに学んでもらうべく、市内保育園・幼稚園・小学校の児童・園児にオリジナルの学習帳とぬりえ本を配布する事業を毎年行っておられ、今年も合わせて約9千冊を頂きました。いずれの冊子も、報徳だけではなく小田原が有する様々な地域資源や歴史・文化・産業などの様子が学べるようになっており、学習資料としても優れたものです。私から感謝状を贈らせて頂きました。
小田原報徳社の皆さんから、学習帳などのご寄贈小田原報徳社の皆さんから、学習帳などのご寄贈
 公益社団法人小田原法人会の皆さんからは、「令和8年度税制改正に関する提言」のご報告。国の経済情勢が上向いていると言われている一方、諸経費の高騰や人材確保の難しさなど中小企業を取り巻く経営環境は依然として厳しいにも関わらず、税制度を巡る様々な動きの中で中小企業への配慮は不十分な状況にあります。消費税やインボイス制度、所得税や基礎控除、厚生年金の適用範囲の拡大など、複数のテーマについての提言が具体的に盛り込まれていました。併せて、法人会が毎年行っている租税教育の一環である「税の写真展」の開催などについて、市の協力に対する要請も頂きました。
小田原法人会の皆さんから、税制改正要望を受領小田原法人会の皆さんから、税制改正要望を受領
​​​​​​​ 午後からは、横浜で開催された「令和7年度道路整備の促進を求める神奈川県大会」に参加。県内の道路整備促進期成同盟会、道路利用者会議などが一致団結し、「強靱な幹線道路網」の整備を推進するべく、関係諸団体や自治体関係者らが一堂に会し、決議案を採択。その後、国土交通省や高速道路株式会社等に要望活動。私からは、伊豆湘南道路の建設促進を要望すると共に、西湘バイパスの山王川出口付近の防波堤工事を完了されたNEXCO中日本の皆さんに感謝を伝えました。
道路整備の促進を求める県大会において要望活動道路整備の促進を求める県大会において要望活動

2025/11/18 14:15 | 未分類

 

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