市長の日記

市長の日記

2025年11月25日(火)

街道交流会議、少年サッカー大会 ほか

 21日は、午前中に定例記者会見を済ませた午後、三島へ。全国街道交流会議 第14回全国大会「三島大会」に参加しました。東海道・箱根八里や、伊豆半島を貫く下田街道を舞台とし、街道の存在によりこの圏域に育まれた文化や経済活動、人々の暮らしなどにまつわる資源を見つめ直し、未来に向けて新たな交流や道作りに取り組もうとの思いを分かち合う集い。NPO法人全国街道交流会議が中心となり実行委員会を組織、今大会は三島市長が委員長、小田原市長が副委員長となり、4回にわたるプレイベントを経て、この日三島での大会開催となったものです。
  歴史に明るく、数々の映画や時代劇への出演を通じて、各地の街道にもゆかりの深い、俳優の高橋英樹さんと三島市長との対談から始まり、3つの分科会に分かれての「道」や「街道」の果たす役割についてのディスカッション、その総括と続きました。私も含め、箱根八里や下田街道が通う自治体の首長らは分科会に参加、それぞれの自治体において「道/街道」が果たしてきた役割や、今後必要になる道についての思いを語り合いました。
 間近で話を聞かせて頂いた高橋英樹さんは、堂々たる体躯と大きな声、鋭い眼光、そして温和で人なつっこい語り口で、さすがの存在感。裏表のないお人柄もよく伝わってきました。数々の主演映画やドラマの回顧録も興味深かったです。私の中では、「坂の上の雲」で演じた、日露戦争二百三高地の攻防を制した児玉源太郎の気迫溢れる演技がとても印象に残っています。
全国街道交流会議 分科会にて全国街道交流会議 分科会にて
 22日、小田原サッカー協会主催による少年サッカー大会が、城山陸上競技場で開催されました。大会名は、「マルハン×シント=トロイデンVVカップ小田原大会」で、マルハンは小田原に出店しているパチンコ店大手のマルハン、大会名となっている「シント=トロイデンVV」は、日本人選手も活躍するベルギーのサッカーチームの名称。市内の子どもたちのチームが多数参加、対象は小学4年生以下。このサッカー大会は、マルハンさんが中心となって国内各地で開かれており、サッカーチームに所属する子どもたちだけでなく、保護者や、地域の家族連れなども来場して楽しめるよう、抽選会や有名選手との交流会などもプログラムされた一大イベント。今回を第1回として、今後毎年継続して開催していきたいとのご意向で、有り難いことです。
 城山陸上競技場は名前の通り陸上での利用が多く、最近はラグビーでの利用も多くなってきましたが、サッカーの大会は日程確保が難しくあまり開催できなかったとのこと。これを機に、よく手入れのされた天然芝ピッチで、こうした大会が開かれ、子どもたちに伸び伸びとプレーしてもらいたいと思います。
少年サッカー大会の開会式にて少年サッカー大会の開会式にて
 地下街HaRuNeでは、酒匂川水系保全協議会主催の恒例「酒匂川フォトコンテスト」の表彰式。30回目となる今年は、最優秀賞である「会長賞」に19歳の大学生が、次点である優秀賞3人の中の1人は95歳のシニア男性が受賞されるなど、年齢層が幅広く、また作品の内容も多彩で素晴らしかったです。
酒匂川フォトコンテスト 表彰式にて酒匂川フォトコンテスト 表彰式にて
 夕刻は、南足柄の古刹・大雄山最乗寺で開催された、「第二回あしがら灯りの祭典IN最乗寺」に参加。(一社)かながわ西観光コンベンションビューローが中心となって企画・実施されたイベントで、紅葉がライトアップされる境内に県西の各市町ゆかりの「灯り」(例:小田原提灯)を集めると共に、灯りをともしたランタンを夜空に浮かべ、本堂では祈祷を行い、世界平和や被災地の安寧などを祈る企画。今までにはなかった素敵な企画で、底冷えする本堂での勤行には心が洗われた気が致しました。
あしがら灯りの祭典 ランタンを打ち上げて平和を祈念あしがら灯りの祭典 ランタンを打ち上げて平和を祈念

2025/11/25 13:38 | 未分類

 

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