26日、前夜からの雨が少し残る中、小田原市初の公立幼保連携型認定こども園「たちばなこども園」の開園式が開かれました。園児達を迎えるべく、細かな備品までが整いつつある園舎にて、建設や開園に関わった多くの皆さんが集い、開園を祝って頂きました。主催者として、ここまでのプロセスを支えて下さった全ての皆さんに、心からの感謝をお伝えしました。地元産木材の香りが充ち、子どもたちが健やかに心身を育てていくための工夫が随所に凝らされた園舎内の様子に、初めて訪れた地元の皆さんやご来賓からは驚きと賞賛の声。栄養士が細部までこだわった調理室も、まさにスタンバイOKとなっていました。4月から子どもたちの歓声が響き渡る姿が目に浮かびます。
「たちばなこども園」開園式にて、テープカット
午後、3つの団体の皆さんと、大事なやりとりがありました。
まず、「災害時における小田原市と一般社団法人小田原市観光協会との協力体制に関する協定」の締結式。市内で地震や風水害などの災害が発生し、または発生する恐れがある場合に、市が観光協会の協力を得て、市内に訪れている観光客などの安全を確保すると共に、災害応急対策業務を迅速かつ円滑に実施するための協定です。東日本大震災発災後に多数の帰宅困難者が発生し、小田原駅周辺の中学・高校・大学・公共施設で急遽受け入れを行った記憶は今も鮮明ですが、15年前に比べ観光客が大幅に増え、その中には日本語が話せない外国人も多く、自然災害なども激甚化していることを考えれば、災害発生時に市内に多く滞留している観光客を安全に守り導く体制を整えることは、観光を大事な産業と位置づける都市としては極めて重要なミッション。今後、災害発生時の様々なシチュエーションを想定し、市と観光協会とで役割分担や連携を具体に組み立て、準備していくことになります。
小田原市土木建設協同組合の皆さんからは、昨年度に引き続き「市民の皆さんのための災害用備蓄品等および災害発生時の初動態勢の充実に向けて」との趣旨で、防災部、建設部、上下水道局にそれぞれ100万円、計300万円ものご寄付を頂きました。土木建設協同組合の皆さんには、災害発生時における水防活動や道路啓開、復旧作業などに加え、緊急の対応を要する各種工事(例:過日ご対応頂いたスクランブル交差点直下の下水道管路破損の復旧)などにおいて、多大なるご貢献を頂いております。資機材や各種諸経費の高騰、人材確保難など、組合加盟各社においては経営上の課題が多い局面にもかかわらず、こうしたご厚志を頂いたことに、厚く御礼申し上げました。ご寄付の趣旨に基づき、しっかりと本市防災対策に活かして参ります。
小田原市PTA連絡協議会の皆さんからは、市立小中学校児童生徒の学校生活の環境改善について、要望書が提出されました。内容としては、体育館へのエアコン設置、ウォーターサーバーなどの設置、洋式トイレの完全設置、老朽化した校舎の修繕、防犯カメラの増設など。いずれも、市としては課題として認識しており、緊急度や財政状況を勘案しながら、できるだけ早期に対応していきたいと考えている旨、山本会長、高田副会長にお伝えしました。特に、この3月補正予算で承認された小中学校4校に対する空調施設の設置については詳細に説明し、その後、令和11年度までに全小中学校に設置を目指す計画についても説明させて頂きました。