ハルネ小田原(HaRuNe)で開催されていた「小田原・箱根『木・技・匠』の祭典」会場に、「春ね!」というにはまだちょっと早い3月8日の日曜日午後6時の終了間際に駆け込んだ。催しのタイトルにある「木・技・匠」は、素材の追求、技術の追求、精神の追求と読める。「若手木工作家」の集まる「いぶき会」会場では、終わり間近ということもあって、お客さんと作家さんたちで賑やかな雰囲気だった。文化レポートの取材で街なかの美術同好会の作品展を訪れるとき、終了間際に行くと搬出の作家さんたちが集まっていていろんな話を聞ける。少々あわただしいが、こんなときに美術展に行ってみるのもいい。
