市長の日記

市長の日記

2025年04月11日(金)

大阪・大東市長、県弁護士会、印刷局研究所 ほか

 10日午前中、先日開催された「おだわらRフェス」実行委員長の露木さんが、以前より交流を深めている大阪・大東市の逢坂市長と一緒にご来訪。大東市が進めている、介護度の軽い高齢者を対象にした介護予防事業について、その効果などをぜひ小田原市にも紹介したい、とのことでした。高齢者が自主的にグループを作り、自分たちで分担して送迎を行い、市内の様々な会場を借りて市が進める健康体操に取り組むほか、入浴ができたり、帰りにスーパーで買い物をしたりしながら、お互いのコミュニケーションも育む取り組みで、この活動を行うグループ(すでに150以上が活動!)に市がサポートをしており、介護度の軽減、社会保障費の削減など、大きな効果を生み出しているとのこと。逢坂市長は、ご自身が理学療法の専門家でもあり、長年大東市職員として介護予防などに携わってこられたお方。自らが中心となり現場で事業を立ち上げてこられたご経験から、たいへん具体的に事業の様子を語って下さいました。ケアタウン事業に長年取り組んできている小田原でも、参考にできることが多々あると感じました。
 午後、神奈川県弁護士会の理事者の皆さんが、2025年度新体制のご報告にとお越し頂きました。畑中会長、長谷山副会長、村上副会長ほか、県西支部の皆さんです。弁護士の先生方には、日常的に相談に乗って頂いているほか、様々な審議会委員、各種懸案への対応など、円滑な市政運営において欠かせない存在です。引き続きしっかりと連携の上、お力添えを賜るよう、お願いをさせて頂きました。
 国立印刷局研究所からは、この春着任された宮本所長がご来訪。印刷局静岡工場から小田原に異動されたとのこと。酒匂の印刷局小田原工場に隣接する研究所は国内唯一の機関で、偽造防止のための極めて高度な印刷技術がここで研究され、紙幣の製造に導入されています。この日は、日本の紙幣技術の高さを示すシンボリックな技術である「透かし」で描かれた絵をご寄付頂きました。一見ただの白い紙のようですが、光に透かすと、かんざしを挿した着物姿の女性の姿がくっきりと浮かび上がります。偽造のレベルも上がっている昨今、更なる研究が進められているとのことです。
 夕刻は、小田原駅東西自由連絡通路アークロードにて、春の全国交通安全運動キャンペーンを展開。3月に着任されたばかりの小田原警察署松本署長をはじめ、小田原市交通安全対策協議会の委員の皆さんと一緒に、「新入学児童・園児を交通事故から守ろう」とのスローガンのもと、啓発活動を行いました。

2025/04/11 12:53 | 未分類

 

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