市長の日記

市長の日記

2025年04月18日(金)

地域懇談会・東富水地区 ほか

 16日夜は、「市民と市長との地域活動懇談会・東富水地区」が、中曽根公民館で開かれ、当地区のまちづくり委員会の皆さんが40名ほどご参加頂き、様々な意見交換ができました。
 地域の中の諸団体が一堂に会し課題解決や活動の連携を図る「まちづくり委員会」ですが、ここ東富水においては、会の名称そのものを「絆ふかめたい東富水」とされ、独自色を出しつつ、この会において目指したい東富水の姿が名称に込められており、地域の皆さんの思いの強さを感じます。実際、毎年夏に東富水小学校で行われすっかり定番となっている「サマーフェスタ」は、小学校のグラウンドいっぱいに諸団体がブースを展開し、活動の紹介をしつつ住民間の交流を楽しみ、絆をふかめる、とても賑やかな企画。この日の会の中でも、会長を務める川岸さんから、「今年の夏はバージョンアップしてやりたい!花火も上げたい!」等、熱く意欲が語られました。市行政として、今年度から地域住民の皆さんの発意を生かすための、新たな補助金や専門人材のアドバイスなど諸制度を準備しており、ぜひとも活用してほしいとお伝えしました。
 このほか、酒匂川に隣接する地域ならではの災害時の対応、入居者の高齢化が著しい市営住宅においての自治会の運営、防犯カメラの設置などについての意見が出されました。それぞれ継続的に検討し、対応していくことになります。
 新年度がスタートし、はや3週間が経過しました。職員の異動、それに伴う各部署内での役割の組み替えや見直し、今年度から始まる新事業への体制準備、来年度に向けて作り込みの始まる実行計画の素案作りなど、各職場ではこの時期特有の忙しさがあり、そのためか市長室で行われる職員とのミーティングの数は一時的に少なくなっています。こうした時に生まれる「時間のスキマ」は、少し先を見据えた様々な事業プランや取り組みの整理を進める上でとても貴重。市長の仕事は、とかく諸行事や庁内調整、対外行事などで忙殺されがちなのですが、次を見据えてしっかりと方針を示すための、指揮官としての「考える」時間が、当たり前ですが極めて重要。来週からは今年度の重点事業のレクチャーが始まり、GWに入ればイベントが続き、連休後は諸事業が本格的に動いていくことになります。バタバタと忙しくなる前に、数歩先を見通す時間を大切にしたいと思います。

2025/04/18 11:56 | 未分類

 

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