市長の日記

市長の日記

2024年11月21日(木)

地域活動懇談会、給食費答申 ほか

 20日は終日冷たい雨でした。日中の外気は10℃程度までしか上がらない中、まだ暖房が入らない市庁舎内は寒く、終日上着をしっかり着込んでの執務。この時期は体調管理に要注意です。

 「市民と市長との地域活動懇談会」が先週より始まり、今週から本格化しています。19日は前羽地区、20日は大窪地区と、2夜連続で開催。来週も上府中地区・早川地区と続きます。約90分間の時間のうち、まず私から市として進める地域コミュニティ政策の概要をお伝えしたのち、地域の皆さんと様々な意見交換を行う形です。各地域での取り組みの内容を細かく伺ったり、活動における課題感や行政への要望、他地域のモデルにもなるような先進的な取り組みに触れるなど、たいへん有意義な場であり、各地域の「個性」のようなものを改めて感じる機会でもあります。

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2024/11/21 14:03 | 未分類

2024年11月20日(水)

エイジレス章、杵屋響泉さん、ケアタウン

 19日は、シニア世代に関連した公務が重なりました。
 午前中、内閣府が認定する「エイジレス章」を受賞された穂田芳雄さんに、内閣府担当大臣に代わり私から受章の伝達を行いました。エイジレス章とは、エイジレス・ライフ(高齢でも年齢にとらわれず自由で生き生きとした生活を送ること)を実践している人が対象で、広く全国に紹介するにふさわしいと内閣府が認めた個人に贈られるもの。穂田さんは80歳ですが、令和元年にNPO法人おだわらイノシカネットを設立、理事長としてイノシシやシカの獣害撲滅に向けた活動を展開されているほか、獣害駆除技術を次世代へ継承するための人材育成として令和2年より「小田原くくり罠塾」を毎年開催、これまでに多くの受講生を育ててきました。
 元来、農家であり造園業にも精通され、山野での経験もたいへん豊富な穂田さんには、小学校での高木伐採などの地域活動や、新規就農者への各種支援など、県西地域の多くの方々がお世話になってきました。70歳を過ぎてからの獣害対策における活動は本当に尊いもので、まだまだご活躍頂きたいと、私からも敬意を表しつつ激励させていただきました。

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2024/11/20 09:09 | 未分類

2024年11月19日(火)

ローカルフードマルシェ、木技匠の祭典、ほか

 気温がだいぶ下がってきました。昨夜にはスーツ類を夏物から秋冬物に衣替えし、晩秋から初冬への気温変化に備えたところです。

 茨城の出張から戻った翌17日、朝一番で早川へ。早川河川漁業協同組合の皆さんが実施する、ニジマスのキャッチ&リリースのチャリティー釣り大会の様子を拝見。同漁協の熱心な活動もあって、早川は現在国内でも有数の渓流釣りの名所となっており、この日も近隣だけでなく遠方からも多くの釣り客が参加。集められた遊漁料は組合の活動を通じて早川の環境整備やアユなどの放流に活かされます。小田原の場合、水産振興の取組はとかく海に偏りがちですが、こうした内水面漁業にもしっかりと力を注ぎ、小田原箱根地域の宝である早川の環境を守っていきたいと思います。

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2024/11/19 09:43 | 未分類

2024年11月18日(月)

報徳サミット、東筑波ユートピア

 15日・16日の2日間にわたり、茨城県桜川市において、全国報徳研究市町村協議会(報徳サミット)の総会及び大会が行われました。前の任期中は必ず参加しており、最後の参加が令和元年度でしたので、数年ぶりの参加となりました。長年交流を深めてきた各市町の市長さんや教育長さんたちと、久しぶりの再会を喜び合いました。
 桜川市には、二宮金次郎が桜町での報徳仕法の次に手掛けたかつての青木村があり、やはり荒廃していた農村の復興で大きな成果を遺しました。有名なのは、出水のたびに堰が壊れ農業振興のネックになっていた桜川の青木堰を修復した事績。大きなかやぶき屋根のような堰の構造物を、危険を顧みず自らが縄を切って川に落とした故事は有名で、尊徳記念館にもそれを再現したジオラマがあります。

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2024/11/18 10:42 | 未分類

2024年11月15日(金)

下北線路街

 13日は、午前中に幾つかのミーティングを済ませた後、東京へ。複数の訪問・面談を巡りました。

 まずは、下北沢へ。小田急線の下北沢駅前後の線路が、地上から地下へと移設されたことにより生まれた広大な軌道敷の空間を、様々な施設やスペースを創出し繋ぐことによって、街に新たな活気や潤い、賑わいが創り出されています。構想から開発、その後の運営支援まで手掛けてこられた小田急電鉄の橋本さんに、その「下北線路街」を端から端までご案内頂きました。
 東端は東北沢駅、中央に下北沢駅、西端は世田谷代田駅。街に開かれた新しいタイプのホテル、個店が立体パズルのように組み立てられた商業ゾーン、ライブや演劇などができるカフェ、ミニシアターを併設した飲食施設、新たなチャレンジや個店の思いを応援する長屋、全国から高校生や大学生が集まる居住型教育施設、地域とのつながりを大切にする認可保育園、喧騒を離れ日々の疲れを癒す温泉旅館・・・。それらをつなぐ園路や空地を緑化し街に潤いをもたらす園芸チームの存在、歩道を整備した世田谷区とのコラボレーションなども大事な要素。何より、従来型のハコモノ発想ではなく、住民や事業者、若い世代が主体的にまちづくりに参画したり、新しいチャレンジを目指したり、出会い繋がり合うことで新たな取り組みが生まれたり・・・そうした動きを生み出す空間や仕組みを備えた街として、この広大な軌道敷全体をデザインし、その立ち上がりを実現してきた小田急さんの力量に、改めて感服致しました。
 訪問後、私と一緒に視察に参加した市都市部の職員らも交えて、小田原のまちづくりへのヒントなどについて意見交換。地域資源が極めて豊富ながら、まだそのポテンシャル発揮の余地が大きい小田原のまちの今後に、たくさんの示唆を頂きました。

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2024/11/15 11:33 | 未分類

 

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