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2019年04月03日(水)

第46回 相模人形芝居大会

 神奈川県には、「相模人形芝居」と呼ばれる、人形を操る芝居を伝える団体があります。これらの人形芝居は、江戸時代から明治時代にかけて15座もあったそうです。現在、この伝統芸能を継承しているのが、厚木市の「林座」と「長谷座」、小田原市の「下中座」、平塚市の「前鳥座」、南足柄市の「足柄座」の五座です。1年に1度初春の頃に、相模人形芝居連合会の主催で「相模人形芝居大会」が開催されます。神奈川県内を持ち回りで開催され、第46回を数える平成30年度は、3月2日小田原市で開催されました。小田原市民会館大ホールで上演された「第46回 相模人形芝居大会」をレポートします。

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2019/04/03 13:24 | 伝統芸能

2018年05月24日(木)

相模人形芝居「下中座」が自主公演を行います。

相模人形芝居は、三味線の伴奏にあわせて語られる義太夫節の浄瑠璃にあわせて三人で人形を遣う、日本の伝統的な人形劇の一種です。

下中座(しもなかざ)は神奈川県小田原市小竹地区に伝わる、国の重要無形民俗文化財「相模人形芝居」を伝承する民俗芸能団体です。

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2018/05/24 11:52 | 伝統芸能

2018年02月28日(水)

「文楽」と「相模人形芝居」

3月11日の「文楽」公演のポスター3月11日の「文楽」公演のポスター
小田原市の古典芸能上演企画として、一昨年、昨年と「松竹大歌舞伎」が上演されましたが、平成29年度は3月11日に小田原市民会館で、人形浄瑠璃「文楽」の公演が予定されています。その公演に向けて、様々な準備講座が開催されてきました。今回は、文楽公演に向けて実施された催しをレポートします。

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2018/02/28 14:27 | 伝統芸能

2017年12月25日(月)

小田原民俗芸能保存協会・後継者育成発表会

小田原民俗芸能保存協会後継者育成発表会の立看板小田原民俗芸能保存協会後継者育成発表会の立看板
小田原市の各地には、その地域に伝わる民俗芸能が数多くあります。その民俗芸能は地元の人たちの努力で引き継がれてきて、現在でも地元の祭りや小田原市のイベントで盛んに上演されています。現在、日本各地にある伝統芸能の存続が危ぶまれていますが、小田原には「小田原民俗芸能保存協会」があり、小田原の各地域の民俗芸能保存会のメンバーが加入して、民俗芸能の保存と継承に取り組んでいます。そのような活動の一年の総仕上げとして、毎年年末に「後継者育成発表会」を小田原市民会館大ホールで開催しています。これまで、それぞれの民俗芸能を見たことはあるのですが、小田原全域の民俗芸能を一堂に会するこの発表会は、一度に見ることのできるよい機会でした。今回は、小田原市民会館大ホールから、地元の民俗芸能を継承している子どもたちによる「小田原民俗芸能保存協会後継者育成発表会」のレポートです。

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2017/12/25 14:30 | 伝統芸能

2017年01月17日(火)

「人形浄瑠璃」体験講座

体験講座「人形浄瑠璃」のポスター体験講座「人形浄瑠璃」のポスター
小田原市では、古典芸能の上演やワークショップの企画に力を入れています。昨年度、今年度は「松竹大歌舞伎」を招いて上演しました。また、子どもたち向けの能楽ワークショップも毎年開催しています。更に、小学校のアウトリーチ事業としても、「狂言」などの古典芸能を招いて紹介しています。「平成28年度小田原市文化創造活動担い手育成事業」の一環として12月20日に開催されたのは、伝統芸能体験講座「人形浄瑠璃」です。いわゆる「文楽」と呼ばれる人形芝居です。「文楽」は、明治時代に大阪にあって人形浄瑠璃を上演していた「文楽座」の名に拠っていますが、人形浄瑠璃の代名詞となりました。今回の講座は、古典芸能に接する機会が少ない子どもたちに、プロの人形遣いによる本物の人形劇を観てもらおうとする試みです。そして、ただ観るだけでなく、舞台上で人形遣いを自ら体験する機会も設けられている体験講座となっています。小田原市民会館小ホールで上演された人形浄瑠璃をレポートします。

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2017/01/17 15:09 | 伝統芸能

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