市長の日記

市長の日記

2025年03月24日(月)

小学校卒業式、エディブルスクールヤード ほか

 23日、小田原市では26℃近くまで気温があがり、まさに初夏の暑さとなりました。小田原駅・小田原城周辺はこの週末の段階でかなりの人出がありましたが、この陽気で桜の花も開花が一気に進み、次の週末は「かまぼこ桜まつり」などもあるので、きっと賑やかになることでしょう。

 21日は、市内小学校の卒業式。私は富士見小学校に参列させて頂きました。今年度創立40周年を迎えた富士見小学校では、84名の卒業生たちが巣立ちました。校長の安多寿子先生は、高校時代に同じクラスだった同級生。いろんなご苦労があったのでしょう、式辞の最後では言葉に詰まっておられました。卒業生に卒業証書を手渡すとき、児童を見つめて微笑まれ、慈しみを込め「おめでとう」と小さく声をかけられていた姿が、とても印象に残りました。

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2025/03/24 11:23 | 未分類

2025年03月21日(金)

小田原もあ展、かもフェス ほか

 19日、小田原市議会予算特別委員会の総括質疑が終了。市が提出した予算原案に対し、「分野別市民会議」と「主権者教育」の予算削除を求める動議が提出されましたが、賛成少数で否決され、最終的に原案が承認されました。この結果を受け、25日の3月定例会最終日において、市議会としての予算案に対する採決が行われ、改めて上記2案件に対する討論も行われる見通しです。持続可能な地域社会に向け、協働による課題解決の力を高め、未来を担う子どもたちの「主権者」としての力を育てるための予算案。議会の判断を見守りたいと思います。

 20日、まだヒンヤリとした空気が残るものの、すっきりと晴れた「春分の日」。市内で開かれていた催しに足を運びました。

 ひとつは、先日庭園整備などが完了し再び一般公開されている板橋・皆春荘で開かれた、第27回「小田原もあ」展。前の任期の初期に立ち上げた「無尽蔵プロジェクト」のテーマのひとつ「ものづくり・デザイン・アート」の取り組みから生まれた、工芸分野の伝統工芸作家さんと、現代アートの作家さんたちのコラボレーション企画。ものづくりの「も」と、アートの「あ」を繋げて、「もあ」と名付けられたものです。伝統を受け継ぎキッチリとした正確な技術が求められる工芸と、融通無碍に自由な表現と独創性が展開される現代アートの、それぞれの担い手の皆さんが交流を重ねることで、予想もしていなかった作品が生み出されています。「芽吹く」を統一テーマとした今回の展示会は、会場となった皆春荘の明るく落ち着いた空間の中で、「もあ」の更なる進化・深化が感じられる、素晴らしいものでした。春先の皆春荘の風情と併せ、多くの方々にご覧頂きたい展示会です。両分野をつなぐ役割を果たしてこられた須藤一郎さんもお元気で、担い手間の交流と信頼関係も育っており、これからが益々楽しみです。朝比奈賢さんから頂いた「一円融合」は、市長室に飾らせて頂きます。

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2025/03/21 11:08 | 未分類

2025年03月19日(水)

メイクセラピー、子どもに優しいまちづくり ほか

 昨日の夕方の段階で、横浜国道事務所の宮本所長より深夜から箱根新道を通行止めにするとのご連絡が届いていました。よく晴れた日中の暖気が残っている中でもあったので、「本当に降るのかな?」と思ったのですが、朝起きてみると箱根山はまたも真っ白に。朝の段階で、箱根峠も乙女峠も雪が降っています。これで、今シーズンは実に4度目の箱根新道通行止め。改めて、箱根山を越える国県道の冬場の脆弱さとともに、やはり第3の東西軸となる「伊豆湘南道路」の必要性を強く感じます。

 18日、小田原市と包括連携協定を締結している花王コスメプロダクツ小田原(株)と、小田原市役所の、それぞれの若手職員による若手交流会の成果報告会が、イノベーションラボで開催されました。小田原市が直面している地域課題を、花王さんが有する事業資源やノウハウを生かして解決に繋げていけないか、との視点から、両者で議論を重ね、高齢者の健康寿命延伸と介護予防の推進に向けて、花王のコンテンツである化粧品を用いた「メイクアップセミナー」を実施したものです。

 花王さんの小田原事業場は同社の化粧品製造のマザー工場。ここで製造され、市内のドラッグストアなどで購入ができるブランド「media」の化粧品を用い、UMECOにてセミナーを開催したところ、定員を上回る申し込みがあり、参加された高齢女性たちの満足度もすこぶる高かったとのこと。メイクが人の気持ちを高め、QOLをあげていく効果は「メイクセラピー」とも呼ばれており、高齢者だけでなく、メイクから遠ざかりがちな障がい者にとっても、前向きに生きていくことにつながるものです。今回の「成果」は、市の福祉政策や地域政策の中で生かしていくことを大いに期待するとともに、こうした交流で得られた花王の皆さんとの連携関係をより一層強化していきたいと思います。

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2025/03/19 10:51 | 未分類

2025年03月18日(火)

定年退職する会員を送る会 ほか

 17日は、予算特別委員会の総括質疑の前半が行われました。令和7年度の予算案に対し、様々な観点からの質疑があり、現状認識や事業目的、施策の進め方などについて、執行部として丁寧に説明。明日19日に後半が行われます。

 年度末のこの時期は、人事異動の季節でもあります。市役所の新年度人事については、まもなく内示を行う予定ですが、今年度をもって退職となる職員の皆さんについては、すでに庁内の各部局などで送別会や慰労会が行われています。この3月で定年退職を迎える職員は、今年度から初めて定年延長が適用された皆さん。今年度は市長選挙があったため、役職定年を6月末に迎え、9ヶ月間だけでしたが定年延長期間を務められたのでした。

 昨夜は、小田原市職員互助会の主催で「定年退職する会員を送る会」が開かれ、参加された20名ほどの皆さんの長年の奉職をねぎらうとともに、人生の次のステージの始まりに際してエールを送るひとときとなりました。皆さんは61歳であり、私の一学年先輩にあたります。昭和60年代に奉職され、バブルの上り坂とその崩壊、長期にわたる景気低迷など、市政を取り巻く様々な環境変化に向き合ってきた世代と言えます。私が市長に就任した頃は係長クラスだった皆さんは、市の様々な職場の最前線にて、プレイングマネージャーとして活躍されていました。以後今日まで、私にとっては通算13年の市長任期を、それぞれの持ち場でしっかりと支えて頂いた皆さんばかり。この夜も、様々な思い出話に花が咲きました。退職後の道は様々ですが、まだまだお若い皆さんです。諸分野の行政事業に精通されたご経験や、各方面とのご縁を活かし、引き続き市政を見守り、支えて頂きたいと願っています。

2025/03/18 09:22 | 未分類

2025年03月17日(月)

啓蟄から春分へ

 啓蟄にふさわしく暖かな陽気が続いた先週。週末は、土曜の午後から日曜終日、よく降りました。雨が極端に少なく乾ききっていた大地や草木は、ここ最近の何度かの降雨ですっかり生気を取り戻しており、菜の花類は一気に開き、我が家の杏もつぼみが急速に膨らんできました。春分が近いことを感じます。昨日は午後に雨脚が弱まったタイミングで、城山の畑へ。トウ立ちしたコマツナ・のらぼうな・チンゲンサイの菜花をたくさん摘み、花の準備が始まった大根を1本収穫。1,500㎡もある広い畑は私だけでは活用しきれないため、昨年から地域の皆さんに手伝って頂いており、私の担当分としては10mの畝が2本だけなのですが、我が家の冬の食卓を十分に支えてくれました。

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2025/03/17 10:31 | 未分類

 

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