21日、群馬県安中市で開かれた全国梅サミットに参加してきました。全国随一の生産地である和歌山県みなべ町のような生産梅林、偕楽園に梅が咲き誇る水戸市のような観光梅林など、様々な形で「梅」による地域活性化に取り組む全国13の市町が加盟しており、毎年持ち回りでサミットが開催されてきました。小田原市でも過去に2回開催されています。
安中市には約3万5千本の梅があり、生産梅林として受け継がれています。小田原と同様、生産者の高齢化や担い手不足など、梅を取り巻く厳しい状況の中、地域おこし協力隊の若者たちが地元の生産者や農家の女性たちと連携し、様々な活性化策を展開しています。その中核は、何といっても人づくり。「梅の学校」や「梅サポーター」、小学生に対する「梅学習」など、地元の人材育成に加え、関係人口の拡大に意欲的に取り組んでおられます。また、生産梅林ですが観光面の開発も進め、花の時期のライトアップ、そしてこの春からはGPSを活用した梅林のナイトコンテンツも。小田原でも大いに参考にさせていただきたいと感じました。
