いにしえの文化と風情を肌で感じる街めぐり。桜・紫陽花・花菖蒲・梅などの季節の花も楽しめます。
2時間20分/8.0km(城址公園の散策時間は除きます)
小田原駅西口(北条早雲公像)→ 浄永寺 → 大久保神社 → 牧野信一文学碑 → 井上康文文学碑→ 小峯御鐘ノ台大堀切 → 蓮船寺 → 伝肇寺 → 居神神社 → 大久寺 → 早川口遺構 → 小田原文学館・白秋童謡館 → 徳常院 → 松原神社 → 大手門跡(鐘楼)→ 小田原城址公園(馬出門→銅門→歴史見聞館→常盤木門・巨松→天守閣→郷土文化館→御感の藤)→ 報徳二宮神社 → 幸田門跡 → 北条氏政・氏照の墓所 → 小田原駅東口
戦国時代、小田原北条氏が築いた堀の中でその形を今日まで伝えている非常に重要な遺溝。幅最大25m、高低差は約12mにおよぶ巨大な堀跡を散策できます。国指定史跡。
文学館の建物は、元宮内大臣田中光顕伯爵が別邸として建てたものです。スペイン風様式の本館には、北村透谷、谷崎潤一郎などの小田原ゆかりの文学者の資料が展示してあり、別館の和風建築は、白秋童謡館として北原白秋の資料を展示してあります。さらに敷地内に尾崎一雄(1978年文化勲章受賞)の書斎を移築し、当時の面影を再現しています。
明治3年(1870)に廃城となりましたが、昭和35年(1960)に復興されました。外観は江戸時代末期の姿を再現しており、内部は小田原の歴史や小田原城について学ぶことができる展示室となっています。
小田原城大手筋に位置し、二の丸を守る重用な門。馬出門を通ると、石垣・土塀に囲われた四角いエリアがあり、さらに内冠木門を通り抜け、奥へ進むことができます。明治5年に解体されましたが、平成21年3月に復元しました。