曽我物語にまつわる史跡が連なる、梅とみかんの里。霊峰富士を背景に、のどかな散策が楽しめます。
里コース:1時間30分/5.5km
見晴らしコース:2時間/8km
JR下曽我駅 → 中河原梅林 → 瑞雲寺 → 宗我神社 → 城前寺 → 見晴らしコース/里コースへ
〜城前寺 → 東光院 → 別所薬師堂 → 法蓮寺 → 別所梅林へ
〜城前寺 → 伝曽我祐信宝篋印塔(でんそがすけのぶほうきょういんとう)→ 六本松跡 → 見晴し台 → 別所梅林へ
〜別所梅林 → 原梅林 → 梅の里センター → JR下曽我駅
中河原・別所・原梅林の総称で、毎年2月には霊峰富士と箱根の山を背景に約3万5千本の見事な梅が咲き誇ります。この期間中に梅まつりが開催され、郷土芸能の寿獅子舞や流鏑馬などが行われ、たくさんの観梅客で賑わいます。
曽我兄弟の菩提寺です。境内には十郎、五郎、養父曽我太郎祐信、母満江御前の供養塔があり、寺宝として曽我兄弟及び虎御前(十郎の恋人)の木像が本堂に安置されています。毎年5月28日には、傘焼まつりが行われます。
曽我山(当時山彦山)の峠道で、六本の古松があったといわれています。鎌倉時代には、曽我氏、中村氏、松田氏、川村氏の各豪族の居館と鎌倉を結んでおり、足柄道、鎌倉道、大山道、箱根道が交わる重要な峠でした。現在は、芭蕉の句碑と孤山人(宗我神社神官。尾崎一雄の父)筆の六本松碑があります。