市長の日記

市長の日記

2025年01月21日(火)

地域活動、市民活動

 18日、三の丸ホールにて「地域活動シンポジウム」が行われました。市内で様々な分野の地域活動に携わる15団体からなる「地域活動推進協議会」が主催で、今年で20回目を数えます。
 各自治会連合会から推薦された、地域活動に功績のある方々を表彰する「おだわら地域力市民力表彰」を行った後、3つの団体からの活動報告、そして登壇者を交えたパネルディスカッションという、3部構成。私はパネルディスカッションのコーディネートを務めさせていただきました。
 地域コミュニティには、様々な課題がありますが、地域の皆さんはそれに対してかなり具体的な対策を講じたり、まちづくりや地域住民の交流につながる活動を展開されています。今回の活動報告でも、居場所づくり、カラス対策、地域振興、防災活動、要配慮者個別支援、犯罪のないまちづくりなど、具体の取り組みが情報共有され、来場されていた各地域の方々にも大いに参考になったのではないでしょうか。
 最近各地域に出向いて良く聞くのは、具体の課題に対し「ほかの地域ではどんな取り組みをしているのだろう?うまくいっている事例があればぜひ聞いてみたい」という声。この日のようなシンポジウムも含め、各地での経験や成功事例を共有するだけでも、いろいろな課題解決の歩みが進んでいくと、改めて感じたシンポジウムとなりました。

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2025/01/21 09:31 | 未分類

2025年01月20日(月)

箱根神社 ほか

 仕事始め以降連日続いていた来年度予算の理事者査定が17日で一段落し、今週前半で最終調整を行うところまで来ました。こちらも連日複数行われている諸団体の賀詞交歓会は、全体の3分の1ほどが終わり、今週から今月末までが中盤といったところでしょうか。

 17日、箱根外輪山に所有の森林を管理する「箱根町外二カ市組合」の組合長として、毎年恒例の「初山視察」に参加。組合議員の皆さんと共に、一年の施業の安全などの祈願のため箱根神社を参詣しました。前日に降雪がありうっすらと雪化粧した神社は、駐車場が一杯となるほどの参詣者で賑わっていました。
 私はこれまでのマニフェスト作成や重要な計画の策定時などに、箱根山に籠って数日間執筆作業を行ってきたのですが、そうした日々には毎朝開門と同時に箱根神社に参詣。それ以外にも、家族との初詣として駒ヶ岳山頂の奥宮にも毎年詣でてきたこと、時折英気を養うために訪れる温泉地の奥に分祀されている祠にも入湯前に必ず手を合わせてきたことなどもあって、箱根神社には「お世話になっている」との思いがあります。この日は今年初めての箱根神社参詣でもありましたので、しっかりとお参りをさせて頂きました。

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2025/01/20 10:15 | 未分類

2025年01月17日(金)

観るべき『光』を育てる

 1月17日。30年前のこの日、早朝に発生した阪神淡路大震災の様子を、朝一番のTVニュースで見た時の映像は、今もハッキリと記憶に残っています。発災2日後に西宮在住の友人からヘルプコールがあり、2トン車に救援物資を満載して現地入りしてから、延べ20日間ほど救援活動のお手伝いをさせて頂きました。その間の実に様々な経験は、まちの在り方についての問題意識に転じ、やがて小田原市政へと関心を抱くことになる、重要な起点となりました。

 2月中旬まで続く賀詞交歓シーズンが、ようやく3分の1ほど過ぎました。各所での交流は、今後の事業やまちづくりを進めていく上でとても大切な機会となっています。件数が多いので一つひとつのご紹介はできないのですが、一昨日の若鳶会のように、印象的だったところについては少し記録を兼ねて記していくこととします。

 16日は、まず小田原市観光協会の新年賀詞交歓会に参加。以前このブログでも記したと思いますが、外郎藤右衛門会長は観光協会の方針として、特定のイベントなどにより観光客を呼び寄せる「催事誘客」という考え方から、小田原が持っているふんだんな地域資源を通年発信することによる「常時誘客」という考え方にも、力点を置くことを明言されております。至言だと思います。
 私もかねてより、「観光」の言葉の語源通り、小田原が放ちうる「光」を育てる、さらには何が「光」なのかを、当の小田原の人たち、とりわけ「光」を担っている人たちが明確に自覚し、その光を磨いていくことこそ大事であると考えてきました。具体的には、自然環境、農林水産業からものづくりに至る産業、家並みや店構えなどのまち並み、小田原に息づく生活文化や祭礼文化、食の魅力、そして最後は「人」そのもの。これまで中心を担ってきた小田原城および総構エリアから、近年は「まち歩き」が主流になる中で中心市街地から浜町・本町・南町、早川、板橋地区へと広がってきましたが、さらには国府津、曽我、桜井、風祭・入生田、そして片浦など、小田原にあまねく存在する多彩な「光」が、観るべきものとして自覚され、発信されていくべきと考えます。
小田原市観光協会新年賀詞交歓会小田原市観光協会新年賀詞交歓会

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2025/01/17 12:13 | 未分類

2025年01月08日(水)

賀詞交歓会シーズン始まる

 7日は暖かな一日でしたが、今日からまた気温が下がり、週末にかけて強い寒気が流入するとのこと。今朝も少し強い風が吹いているようです。11日の消防出初式、13日の「はたちのつどい」が、好天に恵まれることを祈ります。

 7日より、市内の諸団体の皆さんとの賀詞交歓会が本格的に始まりました。2月中旬まで続き、ご案内を頂いたもののうち私が参加予定のものが50件余り。中には同じ日に4か所の会場を回らせて頂くこともあります。本来、じっくり腰を据えて各主催者団体の皆さんと意見交換や活動情報の共有などを図るべき大切な機会なのですが、時間の都合でご挨拶だけになってしまう場合も少なからずあり、申し訳ないと思います。ともあれ、体調管理に十分な留意が必要となるシーズンとなります。

 7日は、午前中に市内官公署等の皆さんとの賀詞交歓会。商工会議所、警察、税務署、鉄道各社、郵便局、県の出先機関、ハローワークや労基署、印刷局など、市民や来訪者の皆さんが関わる「公共」分野のサービスを担う皆さんが一堂に会し、行政のみならず各機関の間で和やかなコミュニケーションが図られました。

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2025/01/08 09:54 | 未分類

2025年01月07日(火)

仕事始め  

 6日、小田原市役所の仕事始めとなりました。
 私自身は、元日・4日・5日と賀詞交歓会などの公務が始まっていたので、この日が「仕事始め」ではありませんでしたが、市役所としてはこの日が2025年の稼働初日。朝一番で、1月1日付採用の職員に辞令を交付したのち、生涯学習センターけやきにて「仕事始め式」を開催。集まった職員たちを前に、年初の訓示を行いました。
 2024年の振り返り、時代と社会についての認識、大切にすべき理念や心構えについて述べた後、2025年の取り組みについて言及。特に、①第7次総合計画の策定、②「分野別市民会議」を皮切りにした市民との協働の新たなステージの設定、③行財政改革の断行や組織風土の健全化、この3点を強調しました。最後に、すべての基本は庁内の十分なコミュニケーションであり、職員間、市民の皆さんと職員との間での挨拶を大切にすることを呼びかけました。結びは、新年のスタートにおいて気持ちを合わせるべく、「北条一本締め」での手締め。

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2025/01/07 10:52 | 未分類

 

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