市長の日記

市長の日記

2024年12月04日(水)

年始用のインタビュー ほか

 12月に入り、年始の番組や紙面で紹介される年頭インタビューの収録が行われています。すでに、テレビ2社、地元紙1社が来室され、動画や対談での聞き取りが終了、明日も一紙来室されます。2024年の振り返りと、2025年への抱負が主な内容。新年度予算に関わることについては現時点では明言できないため、やや抽象的な話題になりがちですが、こうしたやり取りを通じて自分の頭の中の構想が整理できる面もあります。

 このひと月ほどの間に行ってきた、市部局長たちとの「持続可能な地域社会の実現に向けた意見交換会」が、2日ですべての日程を終了。新しい総合計画の基本構想に明示した5つのまちづくり目標(いのち、環境、人・地域、経済・文化、社会基盤)ごとに、関連する部局の部局長たちと車座になり、持続可能な地域社会(地域自給圏)のイメージを伝えつつ、関連する事業の進め方などについて確認をしてきました。毎回1時間の枠のため、細部に至る十分な議論ができていない感もありますが、具体論はこれからの予算編成の過程で事業ごとに確認をしていくことになります。

 2日は、午後からの広報委員長会議に先立ち、小田原市自治会総連合会長である関野次男さんから、自治会等地縁による団体功労者総務大臣表彰の受賞報告を受けました。かつての下府中地区から富士見地区として独立し新たな地域活動をけん引、そして現在は総連合会長として、自治会活動にご尽力されてきたことが高く評価されたものです。コロナが明けたものの、人口減少や担い手不足といった課題の深刻度が増す地域コミュニティの活性化に向けて、引き続きご指導いただきたいとお願いしました。

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2024/12/04 13:29 | 未分類

2024年12月03日(火)

mama’s hug20周年、小田原城を掘る ほか

 11月30日夕刻、NPO法人mama’s hug(ママズハグ)の20周年式典が報徳会館にて行われました。
 「100の言葉よりもhug」を信条として、親と子が、そして人と人とが直接顔を合わせ、触れ合い、想いを感じ合い、癒し癒され、与え与えられる関係を、丹念に育ててこられました。代表である山本加世さんを中心として、様々な子育て支援講座、ベビーマッサージ講座、ママたちの就労支援事業、子育て応援イベント、近年は南町の報徳広場での地域食堂運営、小田原市の「ファミリー・サポート・センター」の管理運営事業、昨年度からは子育てを支える人たちを育てる「ファミサポ大学」も開校。こうした長年の社会貢献が認められ、今年7月には社会貢献支援財団より「社会貢献者表彰」を受賞。今も取り組み進化の真っただ中にいます。
 「もっさん」こと山本さんとは市長就任前からの長いお付き合いですが、いつも目をキラキラ輝かせながら、様々なことに果敢にチャレンジし(時折挫折もしつつ・・・)、ひたむきに歩んでこられました。その姿が、多くのサポーターや仲間の輪を広げ、この祝賀会も本当に和やかな、みんなが喜んで参加する会となっていました。小田原が進める様々な子育て支援の取り組みを、これからもぜひ支えて頂きたいと思います。

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2024/12/03 11:09 | 未分類

2024年12月02日(月)

三の丸ホール100万人、えっさホイおどり2024 ほか

 早いもので、12月に入りました。ここ数日は冬の小田原らしい、空気の澄んだ晴天が続いています。暑く長い夏が過ぎて、秋がやっと来たかと思う間もなく、冬が訪れた感があります。

 11月29日、小田原市議会12月定例会が始まりました。この日は各種議案の上程など。今週より委員会審査、水曜に議案関連質疑があり、来週13日から19日まで一般質問が行われます。今回も丁寧に対応していきます。
 この日の午後、2件の表彰伝達をさせて頂きました。まず、小田原警察署管内防犯指導員協議会で長年ご活躍頂いた中西敏夫さんに防犯功労者表彰を。また、39年間にわたり民生委員をお勤めになられた橋本尚信さんに瑞宝単光章を。お2人には、長い間の地域貢献に対する感謝と敬意をお伝えしました。余談ですが、橋本さんは飯田岡福田寺の住職であられますが、この7月より京都・東寺の第258代「長者」を務められているとのこと。機会があれば、ご在位のうちにお訪ねしたいものです。
防犯功労者表彰防犯功労者表彰

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2024/12/02 11:00 | 未分類

2024年11月29日(金)

久しぶりに横浜で講義

 26日夜、4か所目となる「市民と市長との地域活動懇談会」が上府中地区で行われました。平成27年度よりまちづくり委員会が発足した上府中は、市内の中でもかなり活発に活動が行われている地域で、4つの分科会(文化・教育、健康・福祉、生活環境・地域振興、広報)を通じて多くの住民の皆さんも参加されています。つい先日は、農業指導プロジェクトによる中学生参加の米作りの報告を頂いたばかりでした。
 この地区では、早くから子ども食堂「お結びころりん」が定着していることに加え、今年からは孤食になりやすい高齢者の皆さんを対象にした共食の場として「ごちそうさま」がスタートしているとのこと。また、民生委員児童委員協議会の皆さんが主体となって取り組まれている生活応援隊「上府中おたすけ隊」も、支え手としての登録が70名以上、昨年度は240件もの支援活動が行われています。高齢化する地域社会を支える取り組みが着実に進んでいることに、心から敬意を表したいと思います。

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2024/11/29 11:37 | 未分類

2024年11月28日(木)

新学校給食センター、辻村さん天皇杯受賞 ほか

 26日、新しい学校給食センターの内覧会が行われました。老朽化の著しい現在の学校給食センターに代わり、市内8中学校の学校給食を調理する施設として、豊川小学校に近い酒匂川左岸に建設されました。私の前の在任中から計画が始まり、用地の確保、設計、施工を経て、ようやく完成に至ったものです。  
 鉄骨造2階建て、床面積は約2,300㎡、提供食数は3,800食。食材の受入れから調理、各校への配送に至る動線と、戻ってきた食器や残菜などの洗浄・処理など一方行の動線になるよう各室が分けられていること、真空冷却器やスチームコンベクションオーブンなどの調理器具の導入、アレルギー対応食専用の調理室など、最新の設備と空間設計による衛生面・作業効率により献立の幅が広がるとともに、安全・安心な給食の提供が可能となります。2階は食育のスペースとしており、見学ホールを設置するとともに、調理室を併設した会議室は、食育推進の一環として市民対象に給食試食会などで利用していきます。
  大幅に機能が進化し、また市民に開かれた空間も備えることで、生徒たちの心身の健康に大きな意味を持つ給食を提供し、さらには食育行政を担う拠点の役割を果たしていくことになります。来年の4月から稼働予定。関わられた事業者や職員の皆さん、本当にご苦労様でした!

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2024/11/28 15:03 | 未分類

 

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