市長の日記

市長の日記

2025年02月06日(木)

懸案とされた事案の検証結果を報告

 市の業務執行プロセスに関し懸案とされた案件につき、専門家の協力を仰いで検証作業を行ってきました。昨年末までにほぼ終了していた結果の取りまとめが完了し、4日に市議会総務常任委員会にて報告、その後臨時記者会見にて概要の説明を行いました。(取りまとめられた報告書の全文は、市HPトップのトピックスに掲載してあります。)

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2025/02/06 11:23 | 未分類

2025年02月05日(水)

相洋高校で講義、市内視察

 3日、朝一番で相洋高校へ。小田原ロータリークラブの皆さんが3年前から行っている「職業セミナー」の講師として、2コマの「授業」を行いました。高校1年生が対象で、市内の様々な職業の方々が講師となって、いずれ社会に出る際の参考にしてもらおうと、仕事の様子などをお話しする企画。20人ほどの「講師」が、それぞれの教室に分かれ、受講を希望する生徒たちに講義を行いました。
 私もその一人として登壇、市長の仕事の実際、どうしたら市長になれるか、などについて講義。市長になるには被選挙権(25歳)があるので、高校や大学を卒業して直ちに選択できる職業ではないが、人生の中で社会の在り方などに問題意識を持つようになったら、進むべき道の選択肢のひとつになるかもしれないので、との前置きをしながら説明。何人かの生徒が熱心に聴いてくれていたのはとても嬉しかったです。あの中から将来、市長を志す人が一人でも出れば、講義をした甲斐があったというものです。

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2025/02/05 13:14 | 未分類

2025年02月03日(月)

夢みる校長先生、市民功労賞・栄誉賞

 2月に入り、箱根山では昨日今シーズン初の本格的な降雪で、今朝は我が家からも真っ白に雪をかぶった外輪山が望めます。1日からは下曽我の梅林などで「梅まつり」が始まり、小田原城下でも紅白の梅が咲き競うようになりました。冬と春が交錯する、小田原ならではの2月です。

 1日、三の丸ホールにて、記録映画「夢みる校長先生」の上映と、教育や子育て支援に取り組む皆さんのリレートークが行われ、私も参加してきました。
 子どもたちの自由でのびやかな学びと育ちの場として、「公教育」の在り方を問い、その望ましい姿の実現に取り組んできた全国各地の校長先生たちの実践や思いを記録した「夢みる校長先生」。そこには、通知表の廃止、校則ゼロ、宿題ゼロなどの実践と、そこに展開される学びの様子、のびのびと育つ子どもたちの姿が収められていました。小中学校という公教育の現場では、校長先生がいわば「大統領」であり、その裁量で様々な改革ができることが、作品中に登場する校長先生たちの語り、現場で行われている実践、それを裏付ける文部科学省元幹部の見解などから、ハッキリと示されています。
 また、この日の企画を実現した「夢みる協力応援団」の皆さんの顔ぶれはとても素晴らしく、この企画の実現のためにこうした皆さんが一堂に会したこと自体に、大きな意義があったと感じました。課題山積する地域社会の未来を切り開くために、子どもたちにはそれぞれの個性や能力に応じ、しっかりと「生きる力」をつけて育ってほしいとの願いから、教育や子育て支援においては市としても意欲的に取り組んでいく考えであり、主権者教育、エディブルスクールヤード、地域の中での学びなど、様々なアプローチを進める予定です。この日に会場で分かち合った希望や共感をもとに、子どもたちが生き生きと学び育つ地域の姿に向けて、より一層の協働を進めていきたいと感じました。

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2025/02/03 11:23 | 未分類

2025年01月31日(金)

高齢者から被災地への寄付 ほか

 今週前半は、大きな会議への参加が2件。
 27日は三の丸ホールにて、「全国街道交流会議」が11月に三島で開催する全国大会のプレシンポジウムin小田原。伊豆湘南道路の建設に向け、道路行政に長年携わってこられた国土交通省元技監などのお話を聴きました。28日には浦安市にて、関東一円から廃棄物の最終処分を引き受けている北茨城市豊田市長の呼びかけで創設されている「廃棄物と環境を考える協議会」に出席。環境省職員による、廃棄物を活用した地域循環型経済への展望についての講演と、会員自治体の交流が行われました。

 30日は、久しぶりに庁内での会合や面談が続きました。
 午前中、市内事業者や市民などで構成される「おだわらゼロカーボン推進会議」主催による、「おだゼロアンバサダーからの活動報告会」が開かれました。「おだゼロアンバサダー」というのは、日々の暮らしや活動の中で出来る、あるいは見聞きした、ゼロカーボンの実現につながるようなトピックスをSNSで発信し、小田原でのゼロカーボンの動きを作っていくことに協力してくれる有志の方が任命されるもので、今シーズンは7名の皆さんが着任しています。昨日はこのうち4名の皆さんから活動報告があり、身近なゼロカーボンアクションの発信に大きな可能性を感じました。

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2025/01/31 10:20 | 未分類

2025年01月30日(木)

ペットボトル水平リサイクル

 27日、「ペットボトルの水平リサイクルに関する協定式」が行われました。
 この協定は、小田原市内の家庭で使用されたペットボトルを、2つの方法によってリサイクルし、リサイクル率の更なる向上を目指すものです。ふたつのリサイクル手法とは、ひとつが、回収したペットボトルを高温で溶かしてペット樹脂を再生する「メカニカルリサイクル(物理的再生法)」。もうひとつは、ペットボトルを分子レベルまで化学分解して不純物を取り除き新たな再生ペット樹脂とする「ケミカルリサイクル」。前者によって75~80%のリサイクルは可能ですが、そのプロセスで生じる残余物もケミカルリサイクルすることで、リサイクル率が5~10%上がります。これにより、「ボトルからボトルへ」の水平リサイクルのレベルが高まるものです。
 今回の協定締結に中心的な役割を果たしたのが、アサヒ飲料株式会社さん。メカニカルリサイクルを手掛けるのが遠東石塚グリーンペット株式会社さん、そしてケミカルリサイクルを担うのがペットリファインテクノロジー株式会社さん。これに、小田原市が加わって4社での協定となりました。

 本市では廃棄物を出さない「ゼロエミッション」社会を目指して取り組みを進めていきますが、今回の協定はその推進における具体的なアクションでもあります。小田原市のごみの総量は減り続けていますが、ペットボトルの排出量は増加しており、これまで取り組んできたペットボトルの回収・再生の取り組みに加え、今回の協定により持続可能な循環型社会の実現に大きく寄与することが期待されます。大事なことは、ペットボトルがそのように再生可能であり、ペットボトルを資源として生かしていくのだという、生活者・消費者の意識が高まり、再生可能な状態(きれいな状態)で資源回収がされるよう協力して頂くこと。こうした啓発活動もしっかり行っていきます。

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2025/01/30 09:07 | 未分類

 

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