市長の日記

市長の日記

2024年06月03日(月)

地域の中での活動も再開

 就任から1週間を経た先週末は、地域の中で行われた活動に参加。多くの市民の皆さんからお声をかけて頂きました。  
 6月1日は、昭和49年から始められ、半世紀近くの活動歴がある「山王川久野川一斉清掃」。私が退任以降、ちょうどコロナ禍などで4年間は活動ができず、5年ぶりの開催となりました。
 この日も朝早くから、流域の住民や企業、県職員や市職員、旭丘高校の生徒さんたちが多数集結。河川の護岸などに取り付いて、護岸に茂っている草を刈りはらったり、流れ着いたごみなどを回収したりと、熱心に活動をしてくださいました。終了後は護岸沿いがすっかりキレイになっていました。参加された皆様、お疲れさまでした!
 今回の作業では、河道内に生い茂っている葦などの除草までは手が回りませんでした。今後、県とも相談の上、出水期に備えて手を入れていく必要がありそうです。  

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2024/06/03 14:29 | 未分類

2024年05月31日(金)

マニフェストについてレクチャー

 台風1号は温帯低気圧に変わり、心配された影響はなく、梅雨のハシリのような雨の朝となりました。晴天と雨が交互にやってくるこの季節は草木も良く茂る時期で、選挙前から放置状態にある自宅の木々は枝が伸び放題。なかなか手入れができません・・・  

 30日、午後から約2時間をかけて、全部局の幹部職員らを集め、私が作成したマニフェスト(政策資料集)のレクチャーを実施しました。これからの4年間に推進する事業を幹部職員らに直接伝えるとともに、間近に迫る市議会6月定例会での質疑に備えて、主な取り組みについての基本的な考えを共有するためです。
 マニフェストは、A4サイズで28ページ。時代と社会についての現状認識から始まり、大方針、市政立て直しの視点、目指すべき都市像、重点的な取り組みなどの枠組みを示したうえで、12分野、200ほどの具体的政策案を列記しています。詳細を語ればとても2時間では終わらない内容ですが、重要な政策、背景にある考えを説明すべきものなどにウェイトをかけ、何とか時間内に一通りの説明ができました。
 さらに細かなすり合わせは、6月定例会に向けた答弁調整でも行うほか、適宜時間をとって各所管と議論を行う予定です。また、具体の政策論以前の市政運営の進め方については、別途幹部会議を招集し、しっかりと全庁的なコンセンサスを形成する予定です。

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2024/05/31 15:20 | 未分類

2024年05月30日(木)

近隣自治体へ就任挨拶

 29日午後、近隣自治体へ市長就任のご挨拶に回りました。
 この日はいわゆる足柄上郡エリアの1市5町。中井町・戸村町長と大井町・小田町長は公務のため不在でしたが、松田町・本山町長、山北町・湯川町長、開成町・山神町長、南足柄市・加藤市長の皆さんとは、それぞれ短時間ながら今後の広域連携などについて良い関係を再び築いていくことなどについて意見交換。ガッチリと握手をさせて頂きました。
 公用車で各市町を巡るのですが、中井町から山を越え大井町に出て、松田町を回り山北町へと向かう道すがらに見渡せる、箱根外輪山と丹沢山塊に抱かれ、緑豊かでたおやかな、酒匂川水系の一体感を見せる広々とした足柄地域の姿は、やはり素晴らしいと改めて感じました。小田原の街なかだけで過ごしていると気が付かない、地域圏としての一体感を多くの人たちが実感することが、地域の未来に向けてとても大切だと改めて思います。いわゆる下郡3町へは、明日伺う予定です。

 午前中には、以前より市職員が主体的に取り組んでいる人材研修の成果について、参加した職員たちからの成果報告を受けました。
 ひとつは、早稲田大学マニフェスト研究所の人材マネジメント部会が実施する研修への参加。もうひとつは、「プラチナ構想スクール」という人材研修プログラムへの参加。
 前者では、課題山積で多忙感が募る市職員の仕事の現場において、いかに課題を自分事として受け止め、その解決やよりよい小田原の未来に向けた一体感を育んでいくかについての提案。後者は、人口減少を食い止めていくための具体的な対策についての提案。私からは、いずれも提案者自身が推進役となって、市役所の中から動きを起こしていってほしい旨、ねぎらいと期待の思いを伝えました。 

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2024/05/30 15:59 | 未分類

2024年05月29日(水)

市議会5月臨時会ほか

 28日、小田原市議会5月臨時会が開催されました。開会前、小田原高校時代の同級生でもある大川議長を訪問し、「選挙も終わったので、ここからは市政を前に進めるべく、是々非々でしっかり議論していこう」との思いを伝えました。
 4年ぶりの本会議場。市長在任中は年間4回の定例会を12年間、計48回も、この場所で市議会議員の皆さんと議論を交わしてきた場所であり、また戻ってきたとの感慨がありました。 
 臨時会冒頭で市長就任のご挨拶をさせて頂き、その後幾つかの報告案件や専決処分承認、新副議長および新監査委員の選任などが行われました。副議長には楊隆子議員、監査委員には加藤仁司議員。お二人ともベテランであり、前在任中も様々な政策議論を深めてきたお方。誠実に向き合う議論を大切にしながら市政を前に進めていくうえでのお力添えをお願いしました。  

 午後は守屋市長が立ち上げたUDCOD(アーバンデザインセンター小田原)の総会に参加。私も前在任中、千葉県柏市で取り組まれているUDCKの実績に注目しており、小田原でもそんな存在があれば良いと思っていたものです。センター長には、小田原市政策総合研究所の時代から小田原のまちづくりにずっと関わってきてくださった杉本洋文さん(元東海大学教授)。まちを形成するハードのみならず、地域コミュニティや歴史文化資源も含めたソフトの充実まで、幅広く取り扱っていただくことになります。  

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2024/05/29 13:02 | 未分類

2024年05月28日(火)

公務を通じての再会

 6月10日より始まる小田原市議会6月定例会前に、市政の懸案や重要課題、前市政からの継続事業の取り扱いなどについて、断続的に各所管とのミーティングを行っています。6月定例会では、こうした各事業への取り組みスタンスなどについても質疑が交わされることになるので、私自身の状況把握と、各担当所管が私の考えを確認する、二つの意味があります。
 明日以降は、私が市長選挙に向けて執筆し作成した「マニフェスト」(政策資料集)を用いての、より詳しいレクチャーを、幹部職員に対して行います。6月定例会における質疑とその準備作業を通じて、今後の事業の進め方、その考え方などを庁内でしっかりと整理していきます。

 地域で活動されている諸団体との面談や、総会への出席などを通じて、前の在任中にもたいへんお世話になってきた皆さんとの再会があります。
 昨日は、選挙でお世話になった佐々木ナオミ県議会議員との面談をはじめ、小田原市体育協会、小田原市商店街連合会、小田原箱根伝統寄木協同組合、小田原民俗芸能保存協会の皆さんにご挨拶。諸団体の皆さんとは4年間のブランクがありますが、皆さんお変わりなく、笑顔で迎えてくださいました。

 商店街連合会の懇親会と併せて、長年お世話になってきた故・尾﨑紀昭名誉会長を偲ぶ会が催されました。尾﨑さんは友好都市であるオーストラリア・ノーザンビーチーズ市(旧マンリー市)と続けてきた「ときめき国際学校」の実行委員会会長を30年以上務められ、数えきれない両市の中高生たちの交流の場を作ってきてくれました。感謝の気持ちでいっぱいです。

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2024/05/28 13:27 | 未分類

 

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