市長の日記

市長の日記

2024年06月11日(火)

所信表明、副市長選任

 10日、小田原市議会6月定例会が開会。27日までの日程で議案審議や一般質問が行われます。
 初日の冒頭、第24代小田原市長としての所信表明をさせて頂きました。内容的には、私が市長選挙において掲げたマニフェストの中から、まちづくりの理念など大きな方針を中心にまとめ、小田原の未来に繋がる道を共に拓いていきましょうと、市民や議会、そして市職員の皆さんに呼びかけさせて頂きました。

 市政推進において重要な役割を果たす2人の副市長選任の同意案も、全議員の皆さんに同意頂き、元企画部長の安藤圭太さん、経済部長の武井好博さんに就任してもらうこととなりました。ひとまず、新執行部がスタートできることとなり、安堵しております。

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2024/06/11 14:54 | 未分類

2024年06月10日(月)

下曽我小学校100周年、市民学校開講

 この週末はお天気に恵まれましたが、昨夜遅くからはしっかりした雨。入梅も近いのかもしれません。小田原城東堀では、紫陽花・花菖蒲が見ごろを迎えているようです。

 7日は、市長復帰後はじめての幹部会議。全部局長に対し、市政の立て直しに向け心ひとつに取り組んでいこうと、改めて呼びかけました。
 会議では、現総合計画と新たに進める諸事業の位置づけなどについて議論が行われました。具体の展開に向けては、諸事業の見直しとテコ入れという実作業を進めることを優先するとともに、限られた人手と予算を適正かつ効果的に配分して効率性を高めていく必要があると考えています。
 
 8日は素晴らしい快晴に恵まれた中、下曽我小学校開校100周年記念式典に参加。小田原の中でも歴史が古く、地域福祉の土壌がある下曽我ならではの、地域の人たちに見守られ育てられてきた小学校らしい、温かで愛情あふれる式典でした。
 卒業生でもあるキリンホールディングス会長の磯崎功典(よしのり)さんによる、児童たちに丁寧に語り掛けた記念講話が素晴らしく、市民や市職員にも聞いてほしい内容でした。

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2024/06/10 16:01 | 未分類

2024年06月07日(金)

官公署等への挨拶、森の可能性

 市長就任後、市役所内の状況把握や事業調整などに追われる中、市内官公署等へのご挨拶に、ようやく時間を割くことができました。
 6日は、神奈川県県西地域県政総合センター、小田原警察署、県西土木事務所小田原土木センター、小田原箱根商工会議所、小田原・足柄地域連合を訪問。各所長・会頭・議長などの皆さんと、今後に向けての連携強化などをお願いしてきました。
 県西地域のまちづくりにおいてまさに二人三脚で取り組むことになる県政総合センターでは、柳瀬所長をはじめ幹部の皆さん勢揃いでお迎えいただき、これまで以上に緊密な関係づくりを進めていきましょうと心強いご提案を頂きました。鈴木会頭とは、改めて時間を取り、今後の地域経済政策などについてみっちりと共有していくこととしました。今回の選挙で前市長を推薦された地域連合の皆さんとも、私の再就任に伴い元通りの良好な関係へと戻していくことを確認。

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2024/06/07 15:35 | 未分類

2024年06月06日(木)

都市計画審議会ほか

 5日、今年度第1回の都市計画審議会(都計審)が開かれました。小田原市内の土地利用における用途地域や今後の開発可能性にまつわる重要な審議会で、この日も多数の見直しや検討案件が付議・報告されました。
 私は冒頭の挨拶のみで退席し、審議そのものは都計審の委員の皆様と、所管である都市部の職員に託しましたが、議論が多くなされた案件は、小田原駅西口周辺の市街地の取り扱いと、工業団地化が目指されてきた鬼柳桑原の水田地帯の位置づけです。
 
 前者は、これまで計画構想が持ち上がっていた少年院跡地の大規模な土地利用転換が見込まれる中、広域中心拠点である小田原駅の周辺という地域特性を踏まえ一号市街地に編入するという案が用意されていました。
 しかし、この間の当該地区住民の皆さんによる署名が800筆近く集められ、市街地再開発が進むことへの懸念が示されたことから、この日は「編入は見送る」ことを報告しました。
 
 後者は、県道小田原大井線と酒匂川に挟まれた広大な農地を、いずれは市街化区域に編入し工業など大規模事業所が誘致できるよう、保留区域としての位置づけを継続する、という案。
 このエリアは、豊富な湧水が通年流れる素掘りの用水路に、県内で唯一の固有種メダカが生息する、小田原の自然環境の豊かさを象徴する水田地帯として、長年にわたりメダカ生息地の保護活動と、生息環境である水田環境を守るための農業支援などが、市民活動団体を中心に行われてきた地域です。
 私のマニフェストでは、こうした環境を守り、地域農業と生物多様性が共存する小田原の姿を守ることこそ、持続可能な地域の未来への何よりの資産になるとの考えから、保留区域を取り下げる提案をしていますが、農地としての存続には地権者である農家の皆さんのご理解ご協力、それを支える市民の力がなければできません。時間をかけてでも丁寧に市民としての合意形成を図るべきことから、第8回線引き見直しにおいても現状(保留区域)のまま位置づけ、自然環境と調和した整備のあり方等について調査・検討を進めることを報告しました。
 
 これらの案件については、市議会6月定例会でも質疑が行われると思いますので、その中でも丁寧に説明をしていく考えですし、今月下旬には第8回線引き見直しに係る市民への説明会(6月24日・25日)も予定されています。

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2024/06/06 14:31 | 未分類

2024年06月05日(水)

自治会の皆さんと

 市長就任から2週間目に入り、ようやく自治会の皆さんとの顔合わせが始まりました。
 4日は朝一番で、自治会総連合の役員の皆さんがご挨拶に来て下さりました。いらしたのは、関野会長(富士見地区)、渡邊副会長(幸地区)、宮内副会長(桜井地区)、湯川会計(久野地区)。この4月に役員改選があり、新たな体制としてスタートしておられます。
 持続可能な地域社会を創っていくうえで、地域コミュニティをしっかりと育てていくことは何より重要なテーマ。その中心的な役割を担う自治会の皆さん方の活動を支え、励まし、応援していくことは、私の前任期中もかなり力を入れてきましたが、これからも新たな取り組みを加えて強化していくつもりです。その旨、役員の皆さんにお伝えしました。  

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2024/06/05 13:16 | 未分類

 

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