市長の日記

市長の日記

2024年07月16日(火)

横浜財務事務所との面談 ほか 

 昨日までの3連休は、梅雨空に逆戻りしたような不順な空模様でしたが、各地での諸行事は予定通り行われたようです。私も、13日はお招きを頂いた小八幡地区の納涼祭、県消防操法大会に出場する第15分団への督励、14日は根府川・寺山神社の鹿島踊りと江之浦・大美和神社の例大祭、雨の合間を縫うように動いていました。

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2024/07/16 13:49 | 未分類

2024年07月12日(金)

終日、レクチャー

 昨日は曇天、今日は朝から雨となり、数日前までの酷暑モードが一服しています。世の中は明日から3連休。私はいずれの日にも仕事が入りますが、多少時間の空白が頂けそうです。いささか疲れがたまっていることもあり、少し心身を休めたいところではあります・・・。

 11日もほぼ終日、マニフェストレクチャーで、市長室向かいの庁議室に籠り、職員たちと議論。昨日は、総務部、企画部、子ども若者部、文化部、消防本部、防災部、市民部。
 196本の施策すべてを議論の俎上に上げるわけではなく、すでに実施されている事業の中で受け止められるものは議論の対象外としています。一方、今回のマニフェストで新たに提案した施策については、その目的や意義、進める体制、スケジュール感、予算の見通しなどを、ゼロから組み立てることになるので、このレクチャーの時間だけでは不十分なものも出てきます。それらについては改めて時間を取り、丁寧に立ち上げのデザインを職員らと議論していく予定です。

 例えば、昨日の議論の中では、各地域に「地域担当職員」を配置し、その常駐場所として小学校を想定する取り組み。人口減少や高齢化が進み、地域コミュニティの機能を支える担い手人材が不足する中、地域課題の解決を地域の皆さんだけで担いきれない現状に対し、市職員が地域の中に入り込むことで、人材の発掘や育成、繋ぎ、新しい動きの立ち上げ支援など、様々な役割を果たそうとするものです。この実施については、地域コミュニティサイドからの課題感、常駐先となる小学校との関係、地域活動の担い手が出入りすることが想定される学校施設の空間的課題、市職員から一定程度の人員を割り当てることについての全庁的なバランスや予算配分、進めていくスケジュール感など、いくつもの論点があります。これらを丁寧に確認しながら、関係者の皆さんとのすり合わせを経て、実施に移していくつもりです。

 そのほか、既存の事業の枠組みの中で進めるが、その進め方の大幅見直しを検討する必要があるものなどもあります。また、私が仄聞していた以上にこの4年間で取り組みが進んでいた事業などもある一方で、全く課題解決が動いていなかった分野もあります。それらを確認しながら、マニフェストに掲げた施策だけではカバーできない課題解決の取り組みを追加的に考える必要性も感じています。
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 いずれにしても、マニフェストに掲げた施策を実行に移していく、その方法や体制について確認・すり合わせをするだけでなく、私が不在であった4年間の間に進んだこと、進んでいないことなどの棚卸作業にもなっており、たいへん大事なレクチャーであると感じています。

2024/07/12 11:16 | 未分類

2024年07月11日(木)

水産関係の皆さんと

 10日、午前中は定例記者会見を開催。市側より今月以降取り組む諸行事や史跡整備などに関する情報提供を行った後、清閑亭に関する住民監査請求に対し監査委員から提出された監査結果への対応状況についてもやりとりがありました。監査委員から指摘された要確認事項については、3か月以内に第三者の視点からの評価を加えて市としての見解を取りまとめていくこと、併せて適正化を求められている案件については速やかに対応していくことなどを報告。7月から8月にかけて、この件に関する調査を、市コンプライアンス推進課が軸となって鋭意進めていくことになります。

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2024/07/11 14:05 | 未分類

2024年07月10日(水)

マニフェストレクチャー、2つの講話

 9日より、マニフェストレクチャーが始まりました。わたしが今回の市長選挙にあたり作成した「Manifest2024」には、いくつかの市政推進枠組みのもと、全部で196本の政策提案を掲載しています。その実施に向け、私の就任後各所管において直ちに事業の位置づけや進め方についての調書が取りまとめられました。その内容について私と職員たちで認識を共有するとともに、進め方についての確認を行うものです。市民の皆さんに頂いたご支持を事業の形で実行に移していくうえでの、最初のステップであり、とても大事な作業。
 昨日はまず、企画部から全体の進め方について確認があったのち、病院管理局、福祉健康部と続きました。福祉健康部が担当する施策数は特に多く、時間をかけて丁寧に意見交換をしました。俎上に上がる施策の中には、すでに同じ趣旨で取り組まれているものや、現在の取り組みを少しアレンジすれば実施できるものも多く、私が不在であった4年間の取り組み状況を確認する作業にもなりました。また、政策をマニフェストの通りに実施するには相当な予算措置が必要なものも幾つかあり、今後明らかにしていく全庁的な財政状況との兼ね合いの中で、その実施の可否や進め方の見極めをしていくことになります。
 マニフェストの実行に向けた庁内調整という、市長就任後のある意味一番大事な作業であり、来週にかけての数日間、しっかりと臨んでいくつもりです。

 9日は、このレクチャーの前後で2つの講話をさせて頂きました。
 一つは今年度から新たに監督者(係長級)に昇任した職員らへの新任監督者研修。監督者になると、自らの職員としての職務だけでなく、係に所属する若手職員の人事管理や育成、係としての仕事の進捗管理といったマネジメントの役割が加わるため、これまでとは違うレベルでの働き方や意識の持ち方が求められます。
 受講した職員は35名。最初に各自から1分間スピーチを行ってもらい、これまでの経験、現在の係での職務内容や課題感、今後への抱負などを語ってもらいました。それを受け私からは、時代と社会が直面しているマクロの状況を伝えたうえで、地方自治体の役割、小田原市政の目標、監督者としての役割などを講話。全体で約2時間、活躍への期待を込めて話をさせてもらいました。
 夕方は、国際医療福祉大学の城内校舎へ。こちらも毎年新入生に対し行っている市長講話をさせて頂きました。相模湾や伊豆半島方面の眺めの良い大教室で、200人ほどの学生さんたちに、彼ら彼女らが少なくとも4年間通うことになる小田原のまちに愛着を持ってもらえるよう、小田原の歴史や文化、近年のまちづくりの様子、今後市政が目指すものについて講義。最後に、2年後には開業している新しい市立病院を宣伝し、就職先としてぜひ考えて!と付け加えました。

2024/07/10 11:30 | 未分類

2024年07月09日(火)

伊豆湘南道路  

 連日、熱中症警戒アラートが発令される暑さが続いています。私が寝る部屋は扇風機のみで、昨夜もタイマーが切れるたびに暑さで目が覚めました。この時期、日中は各種打ち合わせや会合で市庁舎内にいることが多いため、暑さのダメージは受けずにいられるのですが、退任していたこの4年間はずっと外で開拓や農作業に取り組んでおり、ものすごい量の汗をかき、結果的にはそれにより12年間ため込んだ老廃物や贅肉は一掃され、健康状態はかなり改善したのではと感じています。汗をかかない日々に戻ったことは、自分の感覚としては楽ですが、カラダの立場に立つと、どうなんでしょう?

 8日午後、「伊豆湘南道路建設促進期成同盟会」の総会が、小田原市役所となりの生涯学習センターけやきにて開かれました。この「伊豆湘南道路」は、小田原から真鶴・湯河原・熱海を経て、函南に抜け、三島・沼津へと至る道路構想。もともとは、「小田原沼津道路」の名称で平成9年から整備への要望が出され、熱海市が会長市となって例年要望活動が行われてきており、途中から「伊豆湘南」の名称に変更されました。
 私が前の在任中、平成30年の台風12号(いわゆる逆走台風)にともなう高潮で、国道135号の江之浦と真鶴の間、最も海抜の低い海岸線沿いで、傷病者を輸送中の救急車と警察車両が波に打ち付けられ大破、乗っていた皆さんは命からがら山の斜面に逃げて奇跡的に無事だった、という出来事がありました。これをきっかけに、海岸線の脆弱な道路網の補強に加え、箱根の山間部に降雪があった際の避難ルート、さらには富士山や箱根の火山災害により現在の東名軸が寸断された場合に東西を結ぶもう一つの幹線ルートが必要となることなどから、伊豆湘南道路の早期整備を求める活動を本格化。当時小田原市長だった私は、故・冨田湯河原町長と宇賀元真鶴町長と共に神奈川県の浅羽元副知事に緊急要望を実施。そこから要望活動の広がりによって、神奈川県と静岡県の連携に繋がり、現在は国土交通省もこの構想に前向きな姿勢を示すに至っています。
 昨日の総会において、26年間会長市としてご尽力された熱海市から小田原市にバトンタッチが行われ、私が同盟会の会長となりました。引き続き副会長として共に歩む齊藤・熱海市長をはじめ、構想ルート上の各自治体の首長及び構想ルート上ではないものの、本道路の建設に賛同した各自治体の首長や職員の皆さん、神奈川県・静岡県の各級議員の皆さんや国県の関係行政機関、そして民間団体とも足並みをそろえ、この構想の実現に進んでいくことになります。

2024/07/09 13:29 | 未分類

 

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