4日、「ソーラーシェアリングサミット2025」に参加しました。ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電、以下SS)は、農地の上に太陽光発電設備を設置することにより、農地では野菜、コメ、果樹などを栽培すると共に、太陽光発電により再生可能エネルギーを生み出す取り組みで、無尽蔵である太陽光の恵みを食とエネルギーの両面でシェアするものです。全国各地でSSを導入している農業者や事業者、関連団体などが一堂に会し、事業の展開状況や課題、今後に向けての展望などが語り合われました。
私も午後から複数の基調講演を聴講し、最終プログラムである総括セッションに登壇。小田原を含めた県西地域で既に複数のSSを展開し今回のサミットでは中心的に準備してきた(合)小田原かなごてファームの小山田大和さんらと、SSの意義や今後の展開可能性について意見を交わしました。セッションにおいて、今後小田原では、高齢化と担い手不足が進む農業を支え食料増産を目指すと共に、安全なエネルギーの地域自給を目指す観点から、SSの導入を積極的に支援・推進する考えであることを、私から表明しました。
会場となったUMECOは満席で、全国各地から様々な世代の皆さんが集い、SSに対する関心の高さ、実践者たちの熱意がひしひしと感じられ、私も多くの皆さんと交流を深めました。
