第63回尊徳祭を開催しました
去る10月15日(日)、尊徳記念館において「第63回尊徳祭」を開催いたしました。午前中はあいにくの雨模様でしたが、昼頃にはきれいな秋空となり、多くの方がご来場されました。
開催当日は、開会式を行ったのち、開催告知ポスターのキャラクターを描いた神奈川県立城北工業高等学校デザイン科の生徒の表彰と、市内の小学生による「二宮金次郎とわたし」作文発表会が行われ、子どもたちの力作が披露されました(発表会の様子と作文はこちら)。発表と表彰の終了後は会場各所で催し物がはじまり、尊徳記念館のボランティア解説員による講座や、栢山混声合唱団によるコンサートが行われました。また、特別公開で座敷に上がれるようになった尊徳生家では、二宮尊徳いろりクラブがいろりに火を入れて、けむりによる燻蒸作業を実演しました。
尊徳生家特別公開
コンサートの様子
ボランティア解説員のおはなし
尊徳祭記念講演
館外では「子ども報徳市」、「報徳市」、キッチンカーの各店舗が開店し、多くの方々が買い物を楽しまれていました。クイズラリーにも多くの方が挑戦され、問題用紙を手に会場内をめぐる姿が見られました。いろりによる燻蒸を終えた生家では、小田原謡曲連合会の皆様が謡曲「二宮」を披露されました。午後のプログラムでは、二宮尊徳いろりクラブによる大型スクリーンを使った紙芝居の上映が視聴覚室で、さざなみ会による民話の語りが生家で行われました。プログラムの最後となる尊徳祭記念講演では、学習院大学教授の須田将司氏が登壇し、第二次世界大戦前後における尊徳を教材とする教育の姿について、小田原とその周辺地域での具体例を交えながらご説明いただきました。
謡曲「二宮」披露
大型スクリーン紙芝居
民話の語り
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文化部:生涯学習課
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