国府津-松田断層帯について
国府津-松田断層については、以前から各種の調査・研究が行われてきました。
阪神・淡路大震災を機に、活断層という言葉が一躍注目を浴びるようになり、平成9年度に国の地震調査研究推進本部
による調査結果と長期評価の発表が行われましたが、未解明な点も少なくありませんでした。
このため、神奈川県が主体となり、平成13年度から文献調査、物理調査、トレンチ調査などを行い、平成16年3月にこの調査結果を発表しました。
また、平成27年4月に長期評価の一部改訂が地震調査研究推進本部から発表され、神縄断層は活動を終了したと判断、国府津-松田断層は相模トラフの分岐断層と判断され、名称についても「国府津-松田断層帯」に変更されました。
神奈川県
平均活動間隔 |
約800年〜1300年 |
---|---|
最新活動時期 |
12世紀以後、14世紀前半以前(AD1350年以前) |