環境問題が学べる「おすすめ本」を紹介します!

なかなか身近には考えにくい「環境問題」ですが、今、私たちが暮らす小田原でもその影響として、38℃を越える猛暑や大型台風の到来、小田原産農作物の生育不良が起きたりしています。
地球規模で見ると、もっと大変なことも起こっています。
例えば、これは有名な話ですが、暑さで南極の氷が溶けてしまい海の水が増えたことで、南の方にある島(ツバル)は沈みそうになっていたり、シロクマの生きる場所が減っていたり…。

これらの問題の原因の1つは「地球温暖化」。
地球温暖化をこれ以上進めないためには、一人一人が地球にやさしいアクション(ゼロカーボンアクション)を無理なく行うことが大切です。

しかし、環境問題というと「何だかむずかしそう…」、「大ごとすぎて自分には関係ない気がしちゃう…」、「やりたい気持ちはあるけど何から始めていいのか分からない…」と思っている方も多いのでは?
そこでおすすめなのが、小田原市内の図書館で多く取り扱っている環境問題が学べる「児童書」です。
まずは、本を通じて今を知ることが、いずれは小田原の森里川海を守ることにつながるかもしれません。
そこでおすすめなのが、小田原市内の図書館で多く取り扱っている環境問題が学べる「児童書」です。
まずは、本を通じて今を知ることが、いずれは小田原の森里川海を守ることにつながるかもしれません。
【おすすめ図書リスト】 身近な『本』から地球環境を考えよう

【図書リスト】身近な『本』から地球環境を考えよう PDF形式 :451.5KB
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誰でも気軽に学べるよう、環境問題について市内図書館で取扱いのある本を4つのテーマに分け、【図書リスト】を作成しました。
なお、本図書リストは、令和5年7月に小田原駅東口図書館で作成したものを、ゼロカーボン推進課で修正、編集したものです。
テーマ1: 地球を知る
書名・著者名・出版者 | 請求記号 | 本の内容 |
---|---|---|
『地球 その中をさぐろう』 加古 里子/文・絵 福音館書店 |
455 | 植物や虫、動物やひとは、地球の中をうまく使って暮らしている。長い時間をかけて自然がつくりあげていった地球内部のすごい力や仕組みを知る。 |
『ちきゅうのかいだん』 松岡 たつひで/作・絵 金の星社 |
E チ ミドリ | ドアを開けると、時代をさかのぼるふしぎな階段があった。下へ下へと続く長い階段をおりて、46憶年前の地球を見に行く旅へ行こう! |
テーマ2: 地球温暖化・エネルギー問題を知る
書名・著者名・出版者 | 請求記号 | 本の内容 |
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『気温が1度上がると、どうなるの?』 K.S.シュライバー/文 S.マリアン/絵 竹内 薫/監修 松永 美穂/訳 西村書店 |
519 | この150年の間に、地球の気温は平均1度上がっている。エネルギーを大量に使う人間の暮らしが自然環境にどんな影響を与えているのか、気候変動のしくみを解説する。 |
『わたしたちの家が火事です』 ジャネット・ウィンター/文・絵 福本 友美子/訳 鈴木出版 |
E ワ アオ | 地球の温度が上がっている。地球を救おうと一人の女の子が世界中に呼びかけた。 「どんなに小さくても何かを変えることはできます」 |
『ホッキョクグマくん、だいじょうぶ?』 ロバート・E.ウェルズ/作 せな あいこ/訳 評論社 |
E ホ アオ | 北極の氷がとけると海水があたたまり、その熱が空気をあたためる。北極の温度が上がるとどうして困るのか?ホッキョクグマの暮らしを守るためにできることはなんだろう? |
『365まいにちペンギン』 ジャン=リュック・フロマンタル/文 ジョエル・ジョリヴェ/絵 石津 ちひろ/訳 ブロンズ新社 |
E サ アオ | 1月1日の朝、家に届いたのは1羽のペンギン!それから毎日、1羽ずつ増えていくペンギンに悩みながらも迎えた大晦日。家を訪ねてきたのは……? |
『CO2のりものずかん』 三浦 太郎/作 ほるぷ出版 |
E シ | いろいろな乗り物がどのくらいCO2(二酸化炭素)を出しているのか。人間や動物も出している、目には見えないCO2の量を数字で比較し、体感する。 |
『はじまりはたき火』 まつむら ゆりこ/作 小林 マキ/絵 福音館書店 |
E ハ ミドリ | 大昔から人間は火を利用してきた。便利になった暮らしは、地球環境を大きく変化させた。人が火と暮らしてきた歴史をたどりエネルギー問題を考える。 |
テーマ3: 環境破壊・ごみ問題を知る
書名・著者名・出版者 | 請求記号 | 本の内容 |
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『ちいさいおうち』 ばーじにあ・りー・ばーとん/文・絵 いしい ももこ/訳 岩波書店 |
E チ アオ | 静かな丘に建っていたちいさいおうちは、まわりがにぎやかな町になるにつれて、花が咲く丘を懐かしむ。長く読み継がれる絵本から、開発で失われるものを考える。 |
『ゾウの森とポテトチップス』 横塚 眞己人/しゃしんとぶん そうえん社 |
E ゾミドリ | ボルネオ島に住むゾウたち野生の生き物が危ない!熱帯雨林の木を切り、生き物が暮らす場所が減っているのは、わたしたちが知らないうちに使っているパーム油が原因だった。 |
『ポリぶくろ、1まい、すてた』 ミランダ・ポール/文 エリザベス・ズーノン/絵 藤田 千枝/訳 さ・え・ら書房 |
E ポ アオ | ポリ袋を1枚、道にすてた。ゴミはどんどん増えて山になった。村をきれいにしようと、アイサトは仲間たちとリサイクルの財布を作りはじめた。 |
『ヤマネコとアザラシちょうさだん』 五十嵐 美和子/作・絵 PHP研究所 |
E ヤ | 海のごみに困っているアザラシが、助けを求めてやってきた。世界中の言葉がわかるヤマネコと時計職人のおじいさんとともに、海を掃除するための機械を作ろう。 |
『和ろうそくは、つなぐ』 大西 暢夫/著 アリス館 |
576 | 何人もの職人の仕事がつながり、和ろうそくは作られる。昔ながらのモノづくりでは、使い終わったものが次の手でいかされ、捨てることなく、めぐっていく。 |
テーマ4: 命のつながり・生態系を知る
書名・著者名・出版者 | 請求記号 | 本の内容 |
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『わたしたちのたまねぎ』 キャスリン・O.ガルブレイス/作 ウェンディ・アンダスン・ハルパリン/絵 梨木 香歩/訳 のら書店 |
E ワ アオ | 風、鳥、太陽、雨、動物、そして人間が、地球という大きな庭にたねをまき、そだてている。くりかえしくりかえし、つながっていく命のはなし。 |
『たったひとつのドングリが』 ローラ・M.シェーファー/文 アダム・シェーファー/文 フラン・プレストン=ガノン/絵 せな あいこ/訳 評論社 |
E タ アオ | たったひとつのドングリが、木になり、種が落ち、花が咲き、実がなり、森になる。ドングリは、植物と動物の命をつなぐもととなる。食物連鎖を知る。 |
『イワシ むれでいきるさかな』 大片 忠明/さく 福音館書店 |
E イ ミドリ | 数えきれないほどのイワシの群れは、鳥や魚に襲われ、数を減らす。小さくなった群れはやがて大きな群れと合体する。厳しい自然を生き抜くための生き物の知恵を知る。 |
『しらすどん』 最勝寺 朋子/作・絵 岩崎書店 |
E シ | ご飯の時間にしらすを食べ残したりょうくんは、気づくと自分がしらすになってどんぶりの中へ入っていた。命を大切に食べること、食品ロスを考える。 |
すいめん 高久 至/写真・文 アリス館 |
E ス | わたしたちが暮らす空の世界と、魚たちが暮らす海の世界の境界線、すいめん。地球の海は水面でどこまでもつながり、わたしたちにもつながっている。 |
関連情報リンク
この情報に関するお問い合わせ先
環境部:ゼロカーボン推進課
電話番号:0465-33-1426