建造物・船津家の長屋門
船津家の長屋門
市指定 昭和63年11月1日
所有
個人
所在
小船139
形状
桁行(けたゆき) 35.45尺(10.74m)
梁間(はりま) 12.00尺(3.64m)
概説
この門は、入母屋造・茅葺の長屋門です。
門の中央には、長さ15.65尺(4.74m)の通路があり、その両側はそれぞれ6畳の部屋があって、正面に格子窓、背面に出入口が設けられています。
この長屋門は、文政12年(1829)4月に、山西村越地住(二宮町山西)の杉崎内匠政信によって建造されたことが、棟札によってわかります。建造以後、長い年月を経過していますが、改変も少なく、よく原型をとどめており、小田原地方の上層農家の長屋門として貴重なものです。
なお、茅葺きの屋根は、約20年ごとに葺き替えが必要で、最近では、平成元年に裏側、平成10年に表側の葺き替えをしています。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:文化財課
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