古文書・北条家虎朱印状 丙戌(天正14年)10月朔日付 1通
(ほうじょうけとらしゅいんじょう)
概説
この文書は、己卯(つちのとう・天正7年(1579))5月24日付文書と同じく田原(たわら・秦野市)の番匠惣左衛門(ばんしょうそうざえもん)に対する呼出状で、丙戌(ひのえいぬ)とあることから天正14年(1586)10月1日付と考えられています。
御座敷の建築や修理の御用のため、来る3日に小田原に参上すること、一日でも遅れたら厳科に処すことが命じられています。
この御座敷が、どのような施設に伴なうものかは明らかではありませんが、虎朱印で命じていることから、小田原城の施設などに関わる公的な性格の建物であったと考えられます。
※『小田原市史 史料編 中世Ⅲ小田原北条2』(1993)で読むことができます。
御座敷の建築や修理の御用のため、来る3日に小田原に参上すること、一日でも遅れたら厳科に処すことが命じられています。
この御座敷が、どのような施設に伴なうものかは明らかではありませんが、虎朱印で命じていることから、小田原城の施設などに関わる公的な性格の建物であったと考えられます。
※『小田原市史 史料編 中世Ⅲ小田原北条2』(1993)で読むことができます。
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