古文書・蓮上院文書 15点 (れんじょういんもんじょ)
概説
蓮上院は東寺真言宗の寺院であり、建長6年(1254)の創建と伝わります。
創建当時は聖智院(しょうちいん)と号していましたが、文明年間(1469~1487)に今の花木山満願寺(はなのきさんまんがんじ)蓮上院と改めたとされ、由緒深い寺院です。
神仏分離令によって、明治2年(1869)、それまで小田原の鎮守松原神社にあった玉瀧坊(ぎょくりゅうぼう)と西光院(さいこういん)が分離された際に、これらに所蔵されていた什宝(じゅうほう)や古文書類が、蓮上院の所有となったものです。
これら多くの貴重な古文書のうち、天正20年(1592)以前の文書15点が指定されています。
戦勝祈念に関わる社領寄進や護摩料の負担、城下の民衆を動員しての松原神社定期清掃の規定など、戦国大名と寺社の関係を示す貴重な資料です。
※『小田原市史 史料編 中世Ⅱ小田原北条1』(1991)で読むことができます。
創建当時は聖智院(しょうちいん)と号していましたが、文明年間(1469~1487)に今の花木山満願寺(はなのきさんまんがんじ)蓮上院と改めたとされ、由緒深い寺院です。
神仏分離令によって、明治2年(1869)、それまで小田原の鎮守松原神社にあった玉瀧坊(ぎょくりゅうぼう)と西光院(さいこういん)が分離された際に、これらに所蔵されていた什宝(じゅうほう)や古文書類が、蓮上院の所有となったものです。
これら多くの貴重な古文書のうち、天正20年(1592)以前の文書15点が指定されています。
戦勝祈念に関わる社領寄進や護摩料の負担、城下の民衆を動員しての松原神社定期清掃の規定など、戦国大名と寺社の関係を示す貴重な資料です。
※『小田原市史 史料編 中世Ⅱ小田原北条1』(1991)で読むことができます。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:文化財課 文化財係
電話番号:0465-33-1717